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犬の避妊手術をしない、どうなる?弊害やリスクは?

コノハ さん
犬 避妊手術 しない どうなる 弊害

4ヶ月になるラブラドールを飼っています。
避妊手術はしない方が良いのか? 手術をしないと、どうなるのでしょか? 避妊させない弊害やリスクについて相談させてください。

【状況と今の対処】

子犬を生ませるつもりがない、病気を防ぐという点で、獣医さんに相談し避妊手術を行う予定でした。
ところが知人から「犬を考えるなら、避妊はしない方が良い!」と言われました。
理由は「人間はしないのに、犬や猫だけ病気予防の要因として、臓器を切り取るのはおかしい」という事でした。
また、ホルモンバランスが崩れ、体に弊害をもたらすという事も聞いたのですが、「避妊後は太りやすくなる」程度の認識しか有りませんでした。
大事な愛犬ですから、もっと良く考えてから判断したいと思います。避妊の弊害、手術の是非、リスクから手術を止めた、させなかったという方のお話を聞かせていただけないでしょうか。

不妊手術はしないほうがよい、という考え

たぬき公園 さん

私が通う獣医さんは「オス犬との接触を避ける等の管理ができるのならば、不妊手術はしないほうがよい」という意見です。 避妊手術をさせない理由はほぼ同じで、健康な体にメスを入れる危険性を話しています。
病気については「もし病気になったらその時に対処し摘出すればよい。健康な体の臓器をとるのは必ず、弊害がある」と、現在その意見に従い、避妊手術させてません。

避妊手術をしない犬は、健康に弊害がないのかあるのか?重大なマイナスがあると思えません。
たしかに、健康な臓器を取り出してしまうのですから、それなりの弊害はあるでしょう。「太りやすいという以外で」 深刻で無視できないような弊害があるのでしょうか?
おそらく、この答えは「ある」という人にとっては厳然とあるのでしょう。「無い」という人にとっては無いという禅問答のような答えになてしまいます。
健康に対するスタンスの違いなのでしょう。

避妊手術の目的2つ

とししげ さん

現在11ヶ月になる雌犬がおります。
引き取ったのが8ヶ月と遅かったため、最初のヒートが終わったら避妊手術を行う予定です。
目的は2つ。(1)婦人科系の病気予防(2)ヒートによる行動制限を避けるためです。

私は、犬の保護活動をしています。
未避妊で保護されて犬が子宮系の疾患で、どうにも助けてやれなかった犬もいます。
たかが子宮蓄膿症でも、ほかの症状と併発すれば、手術に耐えられません。
その保護犬が、早期避妊してあれば、もう少しの延命も可能であったのではないかと、大変残念な思いをしてます。

確かに、麻酔による事故の可能性等は0ではありません。
ただ、実際に病気が出てしまった場合、その年齢での手術は早期避妊手術に比べるとリスクが高くなるのも事実のようです。

避妊手術しない深刻な弊害?

たぬき公園 さん

病気について、命に関わるほど重篤なら、何もしないということは無いと思います。 ただ子宮癌であれば、早期発見は難しいでしょう。

たしかに、麻酔の事故により死もありますが、手術以外での弊害は実際に、何がどのくらいあるのでしょうか?
私が通う獣医は所謂名医といわれる範疇にはいる人で、病気が治らなくて遠方から通院する人がいます。日々獣医学の勉強もされていて、常に最新の医療技術を犬にも施そうと日々努力している先生です。
その先生の意見に素人が逆らうのもどうかとも思いますが、避妊手術しない深刻な弊害とはなんでしょうか?

避妊手術の手術する?しない? とししげ さん

早期の不妊手術をお勧めしたいと思っている者の一人です。
麻酔による死亡率は約0.11%です。
統計学的に見れば、909頭の内の一頭に過ぎませんが、飼主にとってはかけがえのない一頭です。避妊手術のメリットとデメリット、いろいろな情報を検討の上、納得して「手術する/しない」を決断していただければと思います。 犬の避妊手術メリットとデメリット、する必要ない?

・手術・麻酔のリスク
麻酔リスク関連のデータが蓄積されつつあります。それらによると若くて健康な動物での一般的な手術での関連死の頻度は0.1〜0.3%とされており、300〜1000に1の割合で尊い命が消えてしまう現状にあります。
引用元: midorino-mori.jp/hospital/risk_management/lisk5 (リンク切れ) 緑の森どうぶつ病院(北海道旭川市)

避妊手術するべきか?させないか?

ダック さん

避妊手術するべきか?させないか?難しい問題ですねえ。それぞれの考えがあります。

1避妊手術の推進派
病気の予防と回避や、本能的に子孫を残そうとすることを我慢させる必要がなくなることを重視する獣医師もいます。
2避妊手術の非推奨
健康な臓器を取り出すことに抵抗を覚える獣医師もいます。

他人の意見も聞いても、明確な答えは出ないような気がします。
すべては飼い主が決めるしかなく、熟慮の末の結論であれば、おそらくそれが正しいのでしょう。
麻酔に対して過敏な反応する犬は、リスクを冒してまで手術することはない、とは思いますが。

手術しなくて、子宮蓄膿症で犬が亡くなる

lemon さん

実家の犬は、避妊手術をしていませんでした。
6歳のとき、子宮蓄膿症によって若い命は消えました
数日前より様子がおかしいと病院へ通ったにもかかわらずです。病気の発見が遅れ、先生の見落とし・・という感は消えませんが、悔いの残る最後でした。

避妊手術は是か非か、賛否両論あります。
手術せずに長生きのワンちゃんもいるでしょう。
私は6歳で亡くなった犬に後悔の念があるため、飼育する犬は避妊手術を受けてます。

体力も回復力もある若いときに避妊手術

さっち さん

我が家も2匹とも避妊、去勢手術は早めにしました。

避妊手術したら、犬の体に傷をつけ弊害をもたらす・・・悪影響だけではありません。
メス犬は発情期になると、子宮の入口が開きます。
その時に外部の菌により感染を起こさないように、ホルモンで防御します。高齢になると防御機構が弱くなり、感染しやすくなる。体外の細菌が子宮に入り増殖し、子宮に膿がたまり、子宮蓄膿症になります。それを防ぐため、体力も回復力もある若いときに避妊手術をする。

「子犬を産ませるつもりが無いなら、感染症(子宮蓄膿症)になる前に早めに手術をしたほうがいい」と獣医さんからのアドバイスです。
手術は歳を重ねるごとにリスクが大きくなります。高齢になってから、危険を伴う手術をすることはないと言う事です。

子宮蓄膿症について
子宮はメスの生殖器で、通常は体外から閉鎖されています。しかし発情期にはオスを受け入れるために入口を開き、ここから体外の細菌が入り込んでしまうことがあります。 (略)このため細菌も繁殖しやすくなり、感染します。避妊手術をしていないメス、その中でも出産経験がないメス、中〜高齢のメスがよく発症します。
引用元: 動物総合病院 ユニベッツ福岡(福岡県大野城市)

避妊手術をしなくて後悔

麻美 さん

私も、過去に愛犬を子宮蓄膿症で亡くしたことがあります。
12歳の高齢で発症したので、症状を薬で抑えていましたが、助けられるものならと手術に踏み切りました。
手術には頑張って耐えましたが、術後1週間で尿毒症を併発し亡くなりました。
そろそろ退院する頃だと思っていたので、その喪失感と言ったらなかったです。こんなことなら、避妊手術をしておけば良かったと後悔しました

現在飼っている子は2歳過ぎてから避妊手術をしましたが、ヒート時の行動制限がなくなったことが何より良かったです。
愛犬共々それが結構ストレスになってました。
避妊手術のデメリットと言えば、太りやすくなったことくらいでしょうか?ごく稀に排尿の障害が出ることもあるらしいです。

1回出産させても、子宮蓄膿症

ぷぷ さん

実家の母が、愛犬に「健康な体にメスを入れたくない」と言って避妊手術はせず、結局9才で子宮蓄膿症になり愛犬を亡くしました。 「お産をすると子宮の病気にならない」とどこからか聞き、1回出産させましたが、子宮蓄膿症になりました。亡くなった犬は年に2回の発情期、出血も多く倦怠感も酷かったです。
度々、偽妊娠や乳腺炎にもなり「若い時に避妊手術をしておけばよかった」と母は後悔していました。

現在、飼っている犬たちはもちろん去勢・避妊手術済みです。
よそのオス犬に迷惑がかからぬよう飼育管理に注意するのも大変です。

避妊手術してない短所

海 さん

ゴールデンの♀とラブラドールの♂と暮らしています。
やんちゃなゴールデンの躾が優先になり、避妊手術は3歳の時にしました。
1回目より2回目、2回目より3回目とヒートの回数を重ねるたび短所を多く感じるようになりました。

【避妊手術してない短所】

もともと手術はすると決めていたので、私は抵抗もなく手術しました。術後は少し太りましたが、ダイエットですぐ戻りました。 犬のダイエット、痩せるのに成功した減量方法のコツ
術後の生活を体験した実感から、避妊した長点は、行動制限などの管理ストレスがなくなり、ワンコともども手術して良かったと思っています。
今は10歳ですが、特に体の変化はないです。友人のゴールデンは「歳を重ねたら太ってしまい、避妊手術が受けられない」と困っています^^;

避妊手術を判断した理由

LUNAママ さん

3歳の黒ラブラドール♀と暮しております。
うちの犬は初ヒート前(9ヶ月)に避妊手術をしました。手術すべきと判断した理由は以下の4つです。

  1. 婦人科系の病気予防
  2. ヒートによる行動制限からの解放(いろんな所へ一緒に旅行、キャンプする)
  3. オス犬の執拗な追いがストレス
  4. 股関節成形不全(軽度)のため

私も避妊後は、太りやすくなるぐらいの認識がありません。
麻酔のリスクと、避妊手術させないリスクの比べるのは難しいです。 メリットを考えると、私は早期の不妊手術をおすすめしたいです。

不意の交配で妊娠したら・・

バジル さん

我家も♀のラブラドールと暮らしています。
家族に迎えた時から避妊手術を決めていたが、いざ避妊手術する時期になると悩みが深くなりました。
本当に手術していいの?何も分らないワンコに人間の都合で手術すべきなのか・・・と。 避妊手術する時期の選び方、タイミングはいつ?

お世話になっている獣医さんには何度も相談にのっていただき、病気の予防、麻酔のリスク、ヒート時の精神状態、いろいろ教えていただきました。 それでも踏ん切りがつかず。ふとブリーダーさんの言葉を思い出し、決断することができました。
「いやらしい話だけど、子犬は経済的に余裕があるお宅へ譲りたい」という言葉。
ラブラドールだと10頭位の子犬が生まれます。
もし不意の交配で妊娠してしまい、その子犬たち全員の幸せに自分が責任を持てるかを考えました。無理だと思いました。
7ヵ月の時に避妊手術を受けました。
今は、時期を気にせず、ワンコとあちこち出かけられるし楽しい毎日を過ごせています。
ちなみに、我家の姫は20kgのスリムなボディです。

避妊手術の不安な点

ばどかん さん

我が家のウィペットも初ヒート前に手術をしました。手術したばかりで、これから抜糸です。
私の周囲で、子宮蓄膿症や偽妊娠が理由で、当初しないつもりだった避妊手術をしたという話を聞きました。それなら、予防のため、避妊手術した方が良さそうだと考えました。
外出したりドッグランで走るのが好きなので、ヒートを理由に外出を避けることの方がストレスになるだろうとも思いました。

獣医さんからデメリットとして、不安な2点を教えていただきました。

【避妊手術の不安な点】

ウィペットを含めサイトハウンドには麻酔に関してリスクがあります。
麻酔に関しては獣医さんに確認して、術前検査もお願いしました。

【麻酔について確認したこと(サイトハウンド)】

避妊手術を考えていた時、よく考えなければと焦ったりしました。
私は避妊手術をするという結論を出しましたが、どちらの結論になるにしても質問主さんと愛犬にとって良い決断ができますように。

避妊手術で、失禁するように

3匹のママ さん

私も避妊については色々と悩み、獣医さんと相談をして、デメリット・メリットを確認したうえで避妊手術を決めました。
我が家はゴールデンを飼っています。2頭を去年、同時期に避妊手術を行いました。
2匹は年齢も違います。1匹は1度も発情が来てない7ヶ月目、もう1匹はお産をさせてからの4才での手術でした。

手術をして約1年が経つころ、寝ながらのお漏らし失禁をするようになりました。
病院で診察すると、避妊手術後、稀にみられるホルモンバランスの崩れと、局部の締りがゆるくなったのが失禁する原因でした。
私が通っている病院では、昨年は1頭だけが該当した稀にある症状みたいです。 (いつも混雑している地元では評判の良い病院です)

それなのに我が家のワンコは2匹とも、同じ症状が出てしまいました(T_T) 親子なので遺伝的に体質が似て同じ症状が発症するのかも知れません。
対処方法として、ホルモン注射を打つと、お漏らしも無くなりました。健康状態も良好です。

このような避妊手術によるデメリットな症状が出てしまいましたが、手術をして後悔はしていません
老犬になってからの手術は大きな負担にもなるし、防げるものは、防いであげようと思いました。
毎日、とても元気に走り回っています(*^_^*)

Re: 犬の避妊手術をしない、どうなる?弊害やリスクは?

コノハ さん

沢山のご意見どうもありがとうございます。
手術の是非は、飼主の考え方次第が大きいですね。
まだ時間はあるので皆さんの意見を参考に、犬と人間双方にどちらが良いかを考えます。