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犬の痴呆症、症状と飼い方 masa さん

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うちのチビ(雑種犬)は、今年で15歳になる老犬です。
犬の痴呆症について、症状と飼い方について教えてください。 このごろ耳が遠くなってきて、一日中ボーッとしてます。そして、夜も昼も理由なく鳴き吠えます。ご飯も、すぐ食べたがるし・・・この特徴は痴呆症と思うんですが・・・。

いろんな本など探し読んだりしたんですが、高齢犬のボケや痴呆について詳しいことは何も書いてないんです。
これから先、世話や介護をどうすればいいか分かりません。このまま、どんどんボケていくしかないのでしょうか・・・・治療方法や痴呆が治る薬などないでしょうか。

痴呆の特徴、対処と治療 老犬ダックスの飼主 さん

15歳になる痴呆になった犬(ダックス)を飼っています。
老化現象による症状もありますが、痴呆になってからの特徴を列記します。 高齢化による筋力の衰えか、痴呆による脳の障害が運動機能を低下させ発症したのが不明です。もちろん1つの症状だけで痴呆と断定するものでないです。全て参考程度で。

【痴呆の特徴】

【痴呆の対処・治療】

病院で診察の結果で、投薬治療をしました。現在の医学にて、痴呆症になった犬が治療により劇的に治るのは難しいですが、症状の進行を抑えたり、認知障害の改善が見込める薬もあります。
「ココナッツ・オイルの食材がボケ防止に効果がある」と友人から薦められ食材やサプリメント等も与えましたが、食事による効果がどれぐらいあるか、私には判断できませんでした。

痴呆と診断されてから、しばらくすると散歩に行きたがらず、行ってもすぐ帰りたがる。
足腰の筋力が弱まり、日常生活に支障が出始めます。飼育する環境を見直し、足が滑りにくい素材に床を変える、障害物を撤去する、トイレを複数個所に用意する、ペットカートを購入し日光浴へ行く、少しでも長く快適に過ごせるように、いろいろな工夫を取り入れると良いです。 おすすめペットカート、犬用カートの選び方を教えて!

*1認知症の治療について
医薬品では、セレギリン(モノアミン酸化酵素B-MAOB-阻害薬)は不安の強い場合に使用、不安よりも認知障害が強い場合は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のフルオキセチン(米国名 Prozac )の使用を考慮する傾向にあります。
引用元: 日本動物病院福祉協会

栄養学的、薬剤的アプローチ
不飽和脂肪酸、抗酸化剤、メラトニンなどの栄養素のバランスを整えることによって治療します。また、抗うつ剤をはじめ、認知症に有効な薬の報告があります。
引用元: フレンズ動物病院(東京都渋谷区)

痴呆症の診断は病院で。 りんご さん

ご心配でしょう。質問主さんの愛犬の場合、痴呆症と疑われる症状が見られますね。
しかし痴呆症かまたは別の病気かは、獣医さんの診断で判断しましょう。
例えば血液検査による内臓疾患があるかないか、頭部の断層影像をしてもらい、脳内の状態を確認します。

ただし、このような検査ができる施設は限られて、根本的な原因究明および治療は難しいのが多いです。
もし仮に、内臓疾患がない場合は、獣医さんから精神安定剤や鎮静剤の処方により、ご家族共々穏やかに生活できます。どちらにしても、まずは獣医さんへ相談されるのが良いと思います。

【動画】認知症になった犬の旋回・円運動

痴呆の症状 柴犬の小次郎 さん

痴呆が発症する年齢は、早い犬は約10歳ぐらいから発症し、15歳では約半分以上の犬が痴呆の症状があると。そして痴呆になる犬種は、「柴犬を含め日本犬系に多く、海外の犬種だとヨークシャテリアが多い」と言われますが、私の周りでは痴呆症と診断されたパピヨン、キャバリア、シェルティーもいます。 *2

我が家の場合、飼っていた柴犬が13歳ぐらいから、軽い痴呆の症状が出始めました。
かつては吠えることがなかったのに、不意に吠える、意味もなく吠えることから始まり、少しづつ痴呆症が進みましたが、15歳まで長生きしました。
痴呆症と診断されると、最初は心配と不安が多かったですが、突然いきなり何もかも出来なくなるわけではありません。病院の先生のアドバイスを受け投薬しながら、こちらも対応を少しづつ変更し、慌てることなく世話することができました。

【痴呆の症状】

老犬との生活や介護で困ったら、ちょっとしたことでも病院の先生へ相談をおすすめします。
犬の活動時間が昼と夜が逆転したとき、夜鳴きにより近所迷惑、家族も介護疲れとなりました。獣医師の診断から睡眠導入剤を飲ませ、1日の生活リズムを取り戻すことができました。なお睡眠薬は効きすぎたり副作用もあるので、薬のタイプや量に注意してください。

*2犬の認知機能不全症
-品種:日本犬系に多い(略)海外だとヨークシャテリア
-年齢:11-12歳 犬 の 約28%、15-16歳 犬の約68%
-症状:見当識障害、相互反応の変化、睡眠あるいは行動の変化、家庭でのしつけを忘れる
引用元: 日本獣医生命科学大学 獣医学部

犬の認知症
ワンちゃんでは15歳以上で認知機能低下の兆候が見られやすくなります。兆候として、トイレの失敗、よく吠えるようになった、家族とのコミュニケーションの変化などがみられることが多いです。これは加齢に伴った脳の生理的な変化や、神経伝達機能活動の低下が原因といわれています。
引用元: どうぶつのセンター病院(埼玉県川口市)

Re: 痴呆症になった犬の飼い方 masa さん

返信ありがとうございます。
先日、病院で血液検査したんですが、異常はありませんでした。
精神安定剤の投与を病院で提言されましたが、高齢のためリスクがあるといわれました。
これからもっと酷くなることもあるかと思いますが、大切な家族です。最後までできる限りの介護をするつもりです。アドバイスありがとうございました。