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しつけの態度や発声方法 フク。 さん

こんにちは。
ウチにはコーギーのフクちゃん(♀・3ヶ月)がいます。
今はかなりやんちゃで、毎日世話に明け暮れています。
当然、子供なので、いろんなイタズラをします。
(モノや手足を噛むのは日常茶飯事で、、、)
トイレはまだ完全ではないものの、けっこうできるようになりました。
昼間はサークル飼い(留守にするので)、夜は放しています。
今はまだ良いことと悪いことの区別を覚えてる時期??で、
悪いことも一杯します。
悪いことをしたときは、「ダメ!」と叱っています。
もちろん、よいことをしたときは精一杯誉めてあげてます。
そこで、教えていただきたいのですが、叱るときに「ダメ!」というのは、
小さい声で言ってもわかってくれるものでしょうか??
というのも、昨日、夜中にイタズラをしていたときに叱ったんですが、
近所からあたしの声に対して苦情がありました。。。
たぶん、窓を開けていた為、響いてしまったんでしょうけど、、、
ウチのまわりは、夜はかなり静かなので、小さい音でも良く響きます。
(静かな住宅街です。)
いつもは窓は閉めてるんですが、昨日は雨が降ったあとで、
部屋にシッコのにおいがこもっちゃってたので開けていました。
これからもこういうことはあると思うし、どうしたら良いか、、、
小さい声でもこちらが「怒ってる」と言うのを示してあげれば
解ってくれるものでしょうか??
なんだか、憂鬱になってしまいました。
ワンの声ではなく、あたしの声がうるさいと言うことに、、、
どなたか、静かにしつける方法教えてください、、、(TOT)

RE:しつけの態度や発声方法 おじ さん

必ずしも大きな声でなくてもイケナイことが伝わればよいのです。
最初の頃は迫力が必要ですが、いつもでかい声だと普通の声のとき
聞いてくれなかったりしますのでバリエーションをつけましょう。
大声>普通の声>「チッ」っと舌を鳴らすの順で強さを変えてます。
さらに静かにやる方法として
腹を上にして押さえ込む>首の皮つかんで持ち上げる>マズルをつかむ
の順で総て目を睨みながら「ノー!」(普通の低い声で)
後はこっちの雰囲気で勝手にやめるときもあります。
とにかく、伝われば良いのです。
でもうちの犬の場合散歩中は他の人の手前でかい声を出さないのを
いいことにすき放題するときがあります。
難しいですね。

RE:しつけの態度や発声方法 < >SIENNA さん

私もおじさんの意見に賛成です。私の場合、しつけは、「人間の子供にするようにやる」が基本です。ルールの適切な教え方は、「一貫して」叱って、誉めること。面倒だから、今日と明日は悪さしてもほっとこうというのは、×!面倒でも、悪さをしたときは、その場ですぐ叱る。たとえ、公衆の面前でも構いません。しつけをするのは、いいことです。しなければ、後々社会に迷惑になります。ですから、迷惑だと言われる前に、「うるさくて、すいません。しつけをしております。」とくぎをさしてはどうでしょう。

声が大きいと言われ、ショックだったこと、よくわかります。家の子が悪ガキの頃は、駅前の人の多いところでも、構わず叱りました。皆好奇の目で見ていました。一度、犬種が盲導犬に多用されていることもあって、「盲導犬になる犬はしつけが必要ですよね。訓練ご苦労様です。」と言われたことがありました。しかし、盲導犬でなくとも、しつけは必要だと思うけれども。

うちの子は、もらってきて、トイレのしつけと、かみぐせの改善、首輪とひもに慣れさせることを始めました。最初のワクチンが終わってから、抱っこして、近所をつれ歩きました。大きな道路沿いで、車の騒音を聞かせたり、人通りの多いところで、大勢の人間を見せました。二度目のワクチンがおわり、免疫ができたころ、自分の足で散歩をさせました。犬に会うと、声をかけて、「そばに寄っても、怒りませんか?」とききました。ただし、飼い主が大丈夫と言って、かみつかれたことはありました。今は、社会化できているので、わざわざそばに寄ることはなくなったこともあり、噛まれることもなくなりました。うちの子は、生後半年までに基本的な服従訓練を教え、これを理解することができるようになったので、生まれてから一度も人や犬にかみついたことはありません(ただし、家族を除く。かみぐせを矯正するために、奮闘した際、彼の同居人は全員かみつかれました。)中には、ふざけるのが嫌いな大きな犬もいますから、気をつけないとけがをします。一般に、子犬にはどの犬も寛容だと言いますが、あれはそれほど当てにしない方がいいと思います。うちの子は生後半年の時、かみつかれて、大けがしました。2才になるまでの間には、6回噛まれました。ヨーキーに1回。シュナウザーに1回。同じラブだからと油断して、2回。うち1回はなんと去勢した肥満ラブにやられちゃいました。ハスキーにも1回。最後にシェパードに1回。4回は大したけがではなく(面の皮が厚いので、簡単には皮膚はさけなかったようです)、生後半年目に、黒ラブに内耳を噛まれた件だけが、未だに尾を引いており、風呂に入ったり、海で泳いだりした後には、もう一方に比べて、耳の中が汚れたり、赤くなりがちです。ちなみに、噛まれたときには、外傷が見あたらなくても、必ず、獣医に行くことをすすめます。抗生物質をすぐ飲むか飲まないかで、後々変わってくることもありますから。

散歩の時は、一貫して、脚側行進を教えました。うちの子は、外に出るのを怖がらなかったので、すぐ、脚側行進のしつけにはいることにしたんです。おそらく、抱っこして、毎日、歩き回っていたことが功を奏したのだと思います。見慣れた環境なので、恐くなかったようです。猛スピードの車や電車も、抱っこで接していたので、怖がりませんでした。ただ、車に注意して歩くしつけは、後々しました。都会で犬と暮らす場合、欠かせないと思います。しかし、目下の目的は、脚側行進。これには手こずりました。もともと頑固で、反抗的な性質の犬だったせいです。見た目がよかったのに惹かれて、決めてしまい、しかし悪ガキと言うことは元々わかっていたのですが、こんなに苦労するとは思いませんでした。可愛くないけど、しつけやすそうな、おでぶの兄弟にしとけばよかったと思った日もありました。半年までの間に、脚側行進を理解したようですが、こちらが納得するレベルに達するまでには、それから1年かかりました。家の子は、理解はしているけれども、ついつい感情をコントロールできないと言うところが元々あり、他の犬を見つけると、私を引っ張って歩き出したりしましたが、根気よく、犬と共に努力して、2才以降になると、家族の者の指示には、すぐ反応し、美人の♀犬が誘惑しても、これをはねのけるまでに成長しました。ゴールデンの美女と遊んだ後、彼女が帰るのについていこうとしたので、私が「止まれ」と指示をしました。うちの子の動きがピタリと止まったのを見て、フラティーの飼い主が感動していました。

私の場合、しつけるのが楽しくなって、かなりうるさくいろいろ教えましたが、脚側行進と、「おいで」「まて」「おすわり」「ふせ」、噛み癖の改善、ゴミあさりの禁止。最低、これくらい理解して、実践できる子は、名犬の名にふさわしいと思います。

シートン動物記の中で、オオカミ狩りの名人ビンゴについて、彼は次のように話しています。「ビンゴの父親は、優れた狩りの名人で、オオカミを弾き倒し、相手の喉元に食らいついた。オオカミは息ができなくて、もがいたが、彼は決して、離れようとはしなかった。私は目の前に繰り広げられるオオカミ狩りに圧倒され、猟銃を使うのを忘れていた。そして彼は私の手を借りることなく一人で、相手を窒息死させ、オオカミ狩りに成功した。私はこの優れた犬を譲ってほしいと頼んだが、飼い主は【どんな大金を積まれてもできない相談だ】と言った。しかし、私のしつこさに負けて、子犬なら譲ってもいいと言った。そして私の手元に来たのがビンゴであった。彼は生後1年間は名犬の子に似つかわしくない状況を呈していたが、私は、1年をすぎるまでは、どんな名犬もそういうものだと知っていたので、根気よく待つことができた。」
根気よく、指導を続けることの重要さは、100年以上昔も今も変わらないのだと思います。私も、シートンのこの言葉を信じて、根気よく待ちました。そして確かに、今は名犬と暮らしていると思います。

RE:しつけの態度や発声方法 フク。 さん

おじサン、SIENNAサン、レスありがとうございました。
御礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
(いろいろ忙しくしていたもので、、、)
昨日、かかりつけの病院のパピーパーティに行ってきました。
そこで実際に躾がきちんと入っているワンを見ました。
(ラブでした。。。)
躾の先生のホントに小さい声での命令にもきちんと答えていて、
ビックリしました。
おじサンのおっしゃる通り、必ずしも大きな声でなくても良い
ということがはっきり解りました。
また、SIENNAサンのおっしゃる通り、毎日毎日根気よく続ける
ことが大事であることも。。。
ホントに丁寧なレスありがとうございました。
ウチのフクちゃんも「名犬☆フクちゃん」になれるように
頑張りたいと思います。。。