犬サイトdogoo.com

高齢犬(老犬)に、狂犬病やワクチン接種は必要? パンプキン さん

高齢犬 老犬 狂犬病 混合ワクチン 接種 必要 注射 何歳 いつまで

高齢犬や老犬に、狂犬病や混合ワクチン接種は必要でしょうか?
老化によって、体力や肉体的な機能が衰える犬に、何歳いつまで注射しますか?

【状況と今の対処】

高齢の柴犬(16歳 メス)を飼っています。
狂犬病の予防ワクチンと混合ワクチン(ジステンパー)注射は、毎年1回ずつ接種しています。
老化が進んでいるので、老犬に狂犬病ワクチン注射はしなくてもいいかなと考えます。

混合ワクチン(ジステンパー)は接種させるつもりです。しかし、年老いたシニア犬に狂犬病の注射は必要なのでしょうか?ワクチン接種は、何歳まで注射を続けますか?

高齢犬の狂犬病・混合ワクチン接種の対応 ミントのママ さん

高齢犬、老犬、体調不良の犬、過去に強い副作用が発症した犬は、動物病院にて獣医師による「狂犬病予防注射の猶予証明書」を、市町村の担当課へ提出すれば、狂犬病予防注射の接種が猶予(免除)できます。

日本の法律で狂犬病ワクチンは義務混合ワクチンは任意(飼主の判断)です。

【狂犬病・混合ワクチン接種の対応】

1狂犬病ワクチン
法律で義務。毎年接種。
各自治体では、高齢で年齢による体力の衰え、体調不良など健康的理由、一定期間、狂犬病ワクチンの予防注射の実施を猶予できます。*1
猶予を希望する場合、動物病院にて獣医師から「狂犬病予防注射猶予証明書」をもらい、自治体へ提出します。 狂犬病のワクチン注射、接種時期と料金
2混合ワクチン
任意、飼主が獣医師と相談し判断する。
混合ワクチンは、コア、ノンコアと別れるので、どの種類を注射するか、注射しないかは担当の獣医さんへ相談してください。犬の混合ワクチン、種類や何種がいいのか選び方

「狂犬病予防注射の猶予証明書」本来の目的は、接種する時期を後日にずらすのであって、ワクチン接種が永久に不要ではありません。
「狂犬病予防法」法律には、猶予の記述はなく、年齢に関係なく全ての犬が接種するのが基本です。勘違いにご注意です。

そして、「狂犬病予防注射の猶予証明書」を提出し、犬に接種しなかった場合、最終判断したのは飼主です。
もし、何かしらの理由で、愛犬が狂犬病となり、他人に傷害を与えた場合、多額の賠償など大きな負担を背負う責任があることを忘れてはいけません。

*1
・狂犬病予防注射の猶予
犬の健康等の理由で予防注射ができない場合は、狂犬病予防注射実施猶予証明書を届け出てください。
犬の病気や体調等の理由により、予防注射を行うことが困難な場合は、注射を猶予する制度があります。獣医師から猶予証明書を発行してもらい、環境衛生課に提出してください。猶予証明書の発行は動物病院にご相談ください。
猶予証明書は、毎年提出してください。
引用元: 犬を飼っている方へ/新潟県十日町市ホームページ

狂犬病ワクチン接種は何歳まで? こっじぃ さん

うちにも高齢犬(16歳)がいます。
何歳まで狂犬病ワクチンを注射するのか疑問に思い、病院で質問しました。
毎年1回、狂犬病ワクチン注射を続ける必要がある。体力的に不安があったり健康問題があれば、狂犬病ワクチン接種を猶予も可能」と答えでした。

気になる狂犬病ワクチン接種後の副作用について *2、10歳〜12歳が多く、狂犬病ワクチンは混合ワクチンよりもは発症率が低いのが特徴です。狂犬病ワクチンの副作用と症状

*2
- 狂犬病ワクチンは市販の犬用混合ワクチンよりも副作用発現率が有意に低く, より 安全なワクチンであることが確認された.
- 副作用の発現は 1歳未満と 10歳以上 12歳以下に副作用が多いこと,接種当日に副作用が発現しやすいこと,特に重篤な副作用は 6時間以内に発現しやすいことが明らかになった.
引用元: 近年における動物用狂犬病ワクチンの副作用の発生状況調査 - 日本獣医師会雑誌

高齢犬のワクチン予防注射に疑問 ちび さん

我が家にも、高齢犬ポメラニアン(17歳)がいます。
正直に言うと、高齢犬の狂犬病や混合ワクチン予防注射に疑問を感じています。

担当する獣医さんの意見は「高齢になると、病気をもらいやすい。免疫をつけるつもりで、シニア犬も混合ワクチンを接種して欲しい」。

私は、室内犬の狂犬病ワクチン接種には、必要性を感じません。
「日本で発症はしていない」事実です。ただ、外飼いの犬は、誰が何をするか?わからないので、必要と思います。
攻撃性のない犬であっても、イタズラされ軽く噛む仕草だけで、相手から「狂犬病ワクチンはしてるのか!」と問われると、可哀想かなとも。

獣医さんがよく言う「ワクチン接種は、安心料だから・・・」って。何か答えになっていないでしょ?
お互い老犬を持つもの同士、命の重みを感じますよね!良い犬生だった!って思われるように、頑張りましょう!

老犬や高齢犬、狂犬病予防接種の猶予証明 老犬飼い さん

15歳の犬(トイプードル)を飼っています。
狂犬病ワクチン接種に疑問を感じ、予防接種の猶予証明について情報を探していたところ、獣医師のブログを見つけました。

いままで、飼主の要望があれば、すぐ「狂犬病予防接種の猶予証明」を発行した獣医師が、苦悩のすえ簡単に発行する考えを改めた話しを読みました。
老犬と狂犬病ワクチン接種、接種の猶予について、とても参考になります。

・狂犬病予防接種の猶予証明について
-狂犬病予防法には除外規定がないから猶予証明というものは有り得ない。獣医師の判断で「(狂犬病ワクチン注射を)しなくて良い」という許可を出す権限も存在しない。
もし仮にその子が狂犬病に感染したりしたらそれに伴う社会への影響や責任というものを猶予証明を出した獣医師が負わなくてはいけなくなる。。。だから安易に猶予証明を出すのは望ましくない

-我々には接種を強制する権限はありませんし、猶予証明についても同様です。最終的には飼い主さんの判断にかかっています。
引用元: 学芸大学ペットクリニック(東京都目黒区)

老犬、高齢犬、シニア犬も、必ず狂犬病ワクチンを接種 シゲ さん

老犬、高齢犬、シニア犬も、必ずワクチンを接種することをお勧めします
ワクチン接種は副作用を起こす犬でなければ、摂取しても年齢に関係なく基本的に安全です。
投与量は、大型犬も小型犬も、どの犬に対しても一定量です。

狂犬病の予防は「狂犬病予防法」法律で定められています。

したがって犬を飼われている方の義務です。
日本では1956年以降発生がありませんが、これは昭和28年以降法律を作って予防に努力した成果です。
周辺国では発生しており、特にロシア船は犬を連れて日本に検疫なしで上陸し、問題化しています(ロシアはかなりの発生国です)。
いろいろ意見もあります。日本での接種率は100%には遠く及びませんが、まさしく安心のためです。狂犬病の予防接種は必要?注射しない罰則

Re: 高齢犬(老犬)に、狂犬病やワクチン接種は必要? パンプキン さん

皆様、レスどうもありがとうございました。
先日、獣医さんに問い合わせました。話しあった結果、接種する時期がきたら、高齢犬の体調や具合によって、接種させるか接種の必要ないか判断しようと思います。
大変、参考になりました。ありがとうございました。m(_ _)m