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飼い犬との信頼関係を回復するには バジル さん

1歳のコーギーを飼っています。

おととい避妊手術をうけましたが、とてもフレンドリーな性格で手術前は獣医さんにもとてもなついていたのに、手術後は「いやなことされた」と気づいたらしく獣医さんがさわろうとするだけで威嚇するようになりました。さらにはエリザベスカラーをつけるために私も診察台にのせるために抱っこをしたり、獣医さんに噛み付こうとするのをおさえていたためか、私もぐるだと思われ、家に帰ってきてからも近づくと威嚇します。

少し間をおきそーっとなでてあげるといつものように戻るのですが、「抱っこ」しようとするとものすごい勢いで怒ります。もともと激しい性格で嫌なことをされるとすぐ噛む癖があり、こちらのQ&Aを読んでマズルを抑えるとか、その場で叱る、大きな音を出すなどやってきてみましたがなかなか改善されず、その辺の躾がきちんとできずに今まできてしまいました。

獣医さんにも飼い主さんの言うことは何がなんでもきくようにしていかないと今後いざという時治療もできなくなる、と言われました。これを機会に躾を見直し、信頼関係を築いていきたいのですが、具体的にどのようにしていけば良いのでしょうか。

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには ジャck さん

犬との信頼関係を築く(回復する)時、僕が最も大切だと思っているのは一貫した態度です。
僕が機嫌が良くても、逆に不機嫌でも、犬に対しては一貫した態度を保つということです。

「ダメ」で例えれば、ある事については、いかなる場合でも同じトーンで「ダメ」と言う。
大好きな最終回のドラマを見てる最中だから見て見ぬ振りをしたり、自分が不機嫌だから つい厳しく(大きな声に)なったとかのムラを出さないように心がけるってことですね。

褒める場合も同じです。常に同じように褒めてやる。いくら面倒くさくなってもこの躾は
僕(飼い主)の為だと思い出して、信頼関係ができる(と思える)まで頑張る、と。
大声で叱ることも、マズルを押さえ込むことも必要でなく、まずはルールを教えることに専念する。あとは根気ですね。

これをやってもダメだから、今度はアレを試してみようとコロコロと変えるんではなくてしばらく(1ヶ月とか)一貫した態度で続けてみる方が案外、近道じゃないかと思いますよ。

自慢じゃないですけど、1歳の頃なんてまだ信頼関係に自信は持てませんでしたよ。(^^;;
バジルさんも焦らず犬を信じてやってみてくださいね。

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには さくらん坊 さん

こんにちは。
まず、信頼関係という前に手術を受けて間もないワンちゃんにとって
だっこされる、体を触られることは恐怖ではないでしょうか?

もしかしたら痛みも残っていたかもしれませんし。必死で自分を守ろうとしていたのでは?
それから犬にとって噛むというのは最終手段です。手術前からそういった行為があったようですし
手術による痛みや恐怖といった強いストレスがかかれば当然の成り行きかとも思います。
もしかしたらちょっとビビリーなワンちゃんなのかもしれませんね。

ご質問の信頼関係の回復ということですが、まず「嫌なことをされると噛む癖」という
「嫌なこと」をしないことです。具体的に何をしたら…ということを良く思いだして
その一つ一つの事柄に対してワンちゃんに嫌な思いをさせず「そのこと」を行えるか
知恵を絞って考えてみてください。一つ一つに丁寧に対処の方法を見つけていくうちに
ワンちゃんからの信頼も回復していくと思いますよ。

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには バジル さん

ジャckさん、さくらん坊さん、ありがとうございます。さくらん坊さんの仰るように普段は陽気で物怖じしない子なので気がつかなかっただけで、実は怖がりな面も持っているのかもしれませんね。だからこそ普段から「噛む」とゆう行動に出てしまうのかもしれません。嫌な思いをさせずに「そのこと」を行うか、まず課題は日曜日に行う抜糸です。そこでまた更に嫌われてしまうのではないかと心配です。

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには さくらん坊 さん

抜糸ですね…。あと3日。これだけの時間で劇的な変化は望めないですよね。
一つ方法として、まだあまり無理はさせられないかもしれませんが、
疲れさせてから連れて行くというのもありかなと思います。

病院でも待合室で待つのではなく、外で遊んでやって気持ちを盛り上げて楽しい気分で臨むと
案外うまくいくかもしれませんよ。

もし、最悪、病院で威嚇したり噛もうとしたりしてもこれが最後と割り切って
そこから再スタートすれば良いんですよ。心配なお気持ちも分かりますが、心配しすぎないように。
バジルさんを嫌いになるなんてことはありませんから。ただ怖いこと、痛いことから逃げたいだけですからね。
抜糸が終わったら帰りの道すがら、「がんばったね、偉かったね」ってたくさん褒めてやって,それでチャラです。^^

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには ロダン3世 さん

多分正解は何もしないことなのですよ。
その獣医さんも心無いアドバイスをしてくれたものですね。

避妊手術のようなことをされて(麻酔が戻った時に凄く痛い)、ご愛犬が痛みを作った犯人達を知らない筈がありません。今後とも大抵の犬は病院を敬遠します。

勿論飼主も犬の立場からは「要注意」と疑われるのが当然です。

その対策は「何もしない」今まで通りエサ、水、トイレなどの世話だけして、遠くからジッと観察するだけで我慢して下さい。そして「痛かったのは飼主の私には全く知らないこと」と自分にもご愛犬にも無言で念じて下さい。
「大変だったね」「痛かったね」などと同情するとか労わるとかの気持ちは禁物です。何故なら犬は飼主の表情を読み取ります。その上に下手なことをゴチャゴチャしたら益々、信頼を失います。

先に↑ ジャck さん が一貫した態度と表現されていますが、この究極は「何もしない」です。

「何も無かった」だから「何も知らない」そして「何もしない」−−−これは辛いことかも知れませんが、何頭もオス・メスの不妊手術を経験して、体感した経験なのでお話しました。

で、今度病院に行くと入るのを嫌がりますが、「何も無い」で押し通すしかないのです。
そして獣医さんは貴方のことをクライアントとして信用してない様な発言です。獣医も貴方も人間ですから、人間同士が信頼感で結ばれないとお話になりません。
良く話し合って見て下さい。

では回復をお祈りします。

RE:飼い犬との信頼関係を回復するには ジャck さん

>まず課題は日曜日に行う抜糸です。そこでまた更に嫌われてしまうのではないかと心配です。
抜糸は大した事でないと思いますが、そのことで嫌われると不安を持たずに接した方が良いと思います。
抜糸の日もロダン三世さんがおっしゃるように「何もしない」のが良いと思いますよ。
バジルさんは犬の為に避妊手術を決断されたのですから、もっと自信を持って!