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犬の看病記

犬の病気や怪我、手術など看病した記録、体験記、経験談

パルボウィルス感染症

No. 6-2 お名前: わんわん さん

恐ろしい・・・パルボウィルス感染症。
先日4月9日にあすか、4月17日にそらが亡くなりました。
この犬たちは我が家で生まれ、どこにも出したことのない箱入り息子と箱入り娘。
12月20日この兄妹が生まれました。ちょっと小ぶりでしたがとにかく元気があって喧嘩も絶えない兄妹でした。

我が家にはシーズーばかりで、前々から欲しかったM.ダックスをブリーダーさんから直接買ってきました。
3月21日のことです。
誕生日も2日しか違わないし・・・ということで同じケージに入れたのです。

3日目、なんだかケージの中が臭いな・・・と思いましたが体調の変化はなかったので様子を見ていました。
5日目、M.ダックスが嘔吐して下痢をしたのです。
すぐに病院に連れて行き、補液(点滴)症状からして伝染性のものも疑われるからと、ダックスを隔離しました。

毎日点滴に通いましたが嘔吐・下血で発症から4日目に亡くなりました。
そこからが私とあすか・そらの闘病生活の始まりでした。ダックスが亡くなった翌日3月30日そらが嘔吐。
あわててそらとあすかも別々に隔離。
そらが下痢をした便で検査をしたら≪パルボウィルス陽性!!≫ ダックスが持っていたのです。

同じケージで数日を過ごしたあすかとそらが次々に発症。
病院の先生は「3か月の子が助かった例はほとんどない」と言いました。 私は、病院に通うことで体力を消耗するのなら自宅で・・・と思い 先生の指導を受け点滴等の治療を自宅ですることにしました。 背中をさすってあげたり、常に常に声かけしてました。
4月9日、『あすか』生後3か月でこの世を去りました。 先に発症した『そら』は意識不明の昏睡状態が続いたかと思うと、翌日は顔をあげて尻尾を振るなど。。。 18日が過ぎたとき、この子は助かるかも?障害が残ったら自分で動けるように車いすかな?などと思いもしました。

病院では「パルボ陽性に出た子犬がここまで水も飲めない状態で来ているのはすごいですよ!管理がしっかりできているんですよ。もしかしたら・・・頑張ってほしいね。」と言われていました。
ほとんど声も出せなかった子が「わんわん」と鳴くんです。
私たち家族は「どうしたの?痛いの?」と体をさすってやることしかできませんでした。
そらは、声をかけるとさらに鳴き何かを訴えるようでした。

19日目(4月17日)午前中は前日と同じ様に訴えるように鳴き、動かすこともきつくなっている体で伸びあがろうとするのです。
抱き上げて部屋の中を見せると、首もくたくたになっているのに自力で周りを見回していました。
自分が元気に遊びまわったリビングです。『あすか』と追いかけっこをした場所です。
そして、2時間後4か月になる前にこの世から旅立って行きました。

今となってはどうにもなりませんが、ダックスが恨めしくてなりませんし、ブリーダーさんに対してももう少し誠意のある対応をしてほしかったと思います。
「20年間ブリーダーをしているけど、そんなことは一度もないし、主治医もここからの発症では無いと言ってるので・・・」と。
お宅じゃないの?と言わんばかりでした。
長い闘病生活でしたが、今頃は兄妹で走り回っているのでしょう・・・。
あすか・・・そら・・・安らかに。

パルボウィルス

No. 6-1 お名前:由紀恵さん

8月16日、私達の子供のように可愛がっていたコーギーの百(もも)が亡くなりました・・・。
その原因というのが・・・私達は2人とも仕事をしており、百はいつも留守番で寂しそうにしていました。
それをみるのが辛くなった私はもう一匹コーギーを飼いたい!とわがままを言いもう一匹コーギーの天(そら)をかうことに。

それがわたしたちにとっても百にとっても悲劇のはじまりでした。
その日二人はとてもじゃれあっていて嬉しそうにしていたと思います。
ですがその2、3日後、天の方が体調を崩してしまいました。すぐにペットショップに電話をし預かってもらったのですが、その日天は42度の高熱をだしていました。

子犬が高熱を出したらだいぶ危険だと聞いた私達は心配してなにもできません。
その時あたりから、百の調子も悪くなっていたのですが、最初は天がいなくなってまた寂しくなったのかと思っただけであまり気にしていませんでした。

百が下痢をしはじめて病院につれていったのですが、その時はエアコンで風をひいてしまったんだろうとのことで薬をもらって帰りました。
2、3日しても体調は悪くなっていく一方で他の獣医につれていったんです。その時もなにもないといわれ注射をうち帰りました。
その日の深夜、百は血便をしてし急いで病院に・・・その時やっと百の病名がわかりました。
百はパルボウィルスに感染していました。

ちゃんと予防接種もやっていたはずなのに・・・その日の夜から百は病院で入院することになりました。
次の日、天は無事に完治して家に帰ってきたのですが、百はその2日後の3時半に息をひきとりました。
その日の午前中には心配でお見舞いに行ったのですが立つのもままならないほど衰弱していました。
私は泣くのをこらえて「がんばれ!がんばれ!」としか声が出なかったです。百は安心した顔を見せてくれました。

1週間近く、ごはんも食べられなくて注射ばかりでつらかったはずなのに、あの子の亡骸はとても安らかで死んだなんて思えなくて不思議で涙もとまりませんでした。
1つ後悔しているのはあの日の午前中に、もしも私達がお見舞いに行っていなかったら、百は今頃この家でいつものように遊んでいたかもしれません・・・。