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人が外出し誰もいないと、犬がパニックし暴れる wanz さん

飼主さんのお気持ちも良くわかります。
理想の状態が頭にはっきりあると、それ以下の状態がすべて「ダメ」に思えてしまいますよね。
だから、飼主が犬を褒めるチャンスや機会がなかなか見つけられないんですよね。

いったん、現状を「まぁ、いいか。しょうがない」と甘んじて受け入れて、でも、それで諦めるのではなく、少しずつ少しずつ上を目指して努力しようという考え方をすると気持ちが楽になりますよ。
「OK」の基準を犬に合わせて、かなり低いところに設定してあげて、ほめる機会を増やすってことですね。

私自身も経験がありますが、イライラとか焦りは犬にすぐ伝わります。
これがトレーニングには大敵で、成果が表れない原因の一つだと思います。
イライラいっぱいで飼い主が帰ってくることが続くと、「飼い主の外出=嫌なこと」と犬の頭に記憶されますから。
教えたいことと逆のことを教えてしまうんです。

犬が耐えられる程度のことを毎日何度も繰り返してみてください。
一定の期間が過ぎると、犬に何かしらの変化が起きてきますよ。
その微妙な変化に気付いてあげられることがすごく重要だと思います。

あと、ケージや特別なおもちゃ、おやつを「留守番の時だけ」出すのは逆効果なので要注意です。
「普段からある」夢中になってる物や安心できる場所が、「留守番のときにもある」というのが重要なんです。
それがあるのとないのとでは、犬が感じる不安の大きさがだいぶ違うと思います。
なので、ケージがわんちゃんにとって安心できる場所になっていなくて、留守番の時に入る場所になってるとトレーニングの成果がなかなか表れないと思います。

ちょっとでも変化が出始めると、そこからは早いですよ。
飼い主がどこまで冷静でいられるか、どれだけほめられるか、あきらめずに続けられるかにかかってると思います。
自分の感情を脇に置き、わんちゃんの行動を良く観察して、どれくらいなら耐えられるかを見極めて、毎日それを経験させてほめてあげてください。
少しの変化でも、「良くなった」とプラスに考えるように心がけます。

我が家の留守番が苦手な犬は、最初は吠えて暴れて、ケージの屋根を破壊して脱走してました。
木製ラティスを破壊するほどのすさまじいパワーでした。
不安や動揺が物を破壊するパワーに変わってたみたいです。

食べ物を置いていっても、見向きもしませんでした。
今は、3〜5分は多少吠えてますが、その後はコングに夢中みたいです。吠え方もだいぶおとなしくなりました。
ここまで来るのに半年以上かかりましたが、あきらめずにがんばった甲斐がありましたよ。がんばってください!

暴れる犬も、必ずお留守番できるようなる knight さん

うちの犬の場合は、もともと夜はケージで寝かせていることや、ケージレストはそれなりにできるようになっていたこともあると思いますが、トレーニングと留守番トレーニングを0の状態からハードルを低くしてやりなおした所、1ヶ月もしないうちに留守番中の効果が見られ始めました。
今でも留守番開始の序盤に5〜10分ぐらいは鳴いてしまいますが、間隔が以前よりも短くなって回数が減って来ています。

また、以前は私がお風呂から出ると、扉の前で伏せをして待っていたり、寝ていても素っ飛んで来て構って構ってという状態になっていたのですが、今ではケージで寝たまま出てこないことも多くなり、こういった面でもトレーニングの効果が現れていると思います。

留守番のトレーニングは短時間から慣らすどころか「玄関の前で座らせて飼い主が靴を履いても平気でいられる」という時点までハードルを下げて、そこから「鍵を持つ→鍵を持玄関の鍵を開ける→ドアを開ける→外に出る→外に出てドアを閉める」というように加えて行き、それが大丈夫になったら、今度はリビングで犬を待たせて、その次はケージ(扉は開けたまま→扉を閉めて)というように、こちらも少しずつ少しずつハードルを上げて行きました。

犬の様子を見ながら、1日のうちでハードルをあげることもあれば、昨日は出来たことが今日は出来なくなって、前に戻ったり…という状態で一進一退しながら、今では留守番用のオヤツをコングにつめていると、自分からケージに入って催促するようにまでなりました(それでもまだ鳴いてしまいますが…(汗)

うちの場合は、飼い主が犬に合った方法を探し出せるまでが長かったので、実際に上記のトレーニングを始めてから2ヶ月程度、外での待ては今でも継続して続けています。(家でのトレーニングは今後の方法を模索中でお休みしています)
最終目標は、とりあえず一旦頭から外してしまったほうがいいかもしれません。
その代わりハードルを下げることによって、目に見える状態でトレーニングの効果が実感できると思います。

うちの犬は子犬の頃、私がトイレに行くためにワンコゲートを超えただけでパニックになってワンワン鳴いて走り回り、粗相してしまうような犬でした。
鳴かせないため、粗相させない為にトイレに連れて行くようになり、結果的にお留守番が苦手な子に育ててしまいましたが、そんな飼い主と犬でも躾のやり直しが出来ました。
今は暴れる犬も必ずお留守番できるようなるので、あきらめずに頑張ってください。 犬の留守番、安心し過ごす方法・教え方のコツ

人が誰もいないと、暴れる マナ さん

現状を受け入れる・・そうですね。
これがなかなか難しいんですが、「今が一番底」と思えばこれからは、少しは希望が持てるかも?と前向きになれるかもしれないですね。
イライラして帰ってくると、余計に犬に嫌な事と記憶されてしまうなんて、全く考えもしませんでした。確かに毎回かなりのイライラで帰ってましたからね。

普段からのトレーニングとたくさん褒めてあげる事を頭に入れ、冷静に感情的にならないように私もチョコもゆっくり焦らずに続けて行こうと思います。
どうもありがとうございました。