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Re: キャンベル・テストすべてddの子犬、凶暴で気が強い

ぽんきち さん 2010/03/26(Fri) 10:21:36

つづき

呼ばれて傍に行く事は楽しい事であって欲しいと私は思います
確かに叱る際に傍に来て欲しい時もありますが

私は名前を呼ばれる事は楽しい事であると刷り込んでいます

私は「来い!↑」で教えていますが
叱る時に名前は呼んでいないので名前を呼んで来い!は褒められたり遊んだりと楽しい事
叱る時は最初に「いけない!」と言います(貴方の家なら「ダメ!」ですね)
で、「来い↓」で呼びます
イントネーションで変化を付けています

叱られた事を理解出来るようになると叱りっぱなしにしません
「来い↓」で呼んだら何か褒める事の出来るコマンドを言います
単に座れで良いのです
出来たら「よぉ〜し!!」と大袈裟に褒める
それで叱った事は帳消しです

来ない事で怒るより
来ると楽しいのになぁ〜と来ないの?って
なのでマロンちゃんと遊びながら教えると良いですね
今は安定期で無理でも今の状態が当たり前になれば出来ますよ

犬は本来自分から寄って来るまでは無理強いしないのが鉄則です
今は無理に引き寄せられる=叱られる となっていますので
楽しい事もあるのだと教えたいですね

ケージに入る事など誘導して覚えると良いですね
偶然でも勝手に入りに行く時でも良いのです
ハウス!と言う言葉と紐付けして下さい
あるいは
マロンちゃんを貴方が抱きかかえ「ハウス」と言って入れる
大人しく入ったら褒める
それを繰り返すので良いです

貴方との関係が上手く築けているので暫く辛抱です
が、辛抱期間の間に名前を呼ばれる事は嬉しい事と教えると
注意を惹きたい時に役に立ちます

変化のあったマロンちゃんを目で見ていないので私の書いた事が当たらない事も出て来ると思います
マロンちゃんの性格を良く見て観察して
言葉の通じない相手にボディランゲージで物を教えるにはどうしたら解って貰えるのか?を考えて下さい

今の子は手を挙げるの無しで教えています
褒められる事すら解らない全てに無関心な子でしたので
人間との共生の楽しさから教えたかったから
褒められると笑い、コマンドでいけない!と言われるだけで凹みますので中々難しい子ですが
褒めて伸ばす事としています
散歩も傍を歩いているだけで褒めます
常に話し掛けて褒め言葉を言っています
無意識な出来事でさえ褒めます
お陰でただ何となく歩いていた子が
お散歩大好きでお尻フリフリ〜と浮かれて歩きます

先代犬は凹まない明るい子だったので譲れない時は手をあげる事はありましたね

その子その子の性格があります
成長と共に変化もして行きます
よく観察して上手く押したり引いたりしてください

言葉が通じない人にボディランゲージで理解して貰うには!ですよ

Re: キャンベル・テストすべてddの子犬、凶暴で気が強い

ぽんきち さん 2010/03/26(Fri) 11:02:41

そうそう

うちの子は推定3歳の野生児でボランティアで訓練所時代に結構な矯正をされた子です
脱走癖を直す為に犬舎を鎖でグルグルとか・・・
受け取り当日は他の子と喧嘩して両頬がごっそり無くなってましたし、他の子にウ〜と唸っていました
リードと歩くと教わったので
リードを放して私が先に歩いてもついて来ない子でした
人にはついていかないとダメだけど
リードはここにある・・・と困惑していました
今、やっと半年です
何も進展しない我慢の時もありましたが
今やノーリードでも振り返って待っています
動く物にも何にも興味無かった子がオモチャでブンブン振り回して遊んで〜と来ます
褒められる事が解らずに戸惑っていた子が今は褒められる事が大好き
他のワンコとは喧嘩はしないでガウられても尻尾フリフリアタックしに行く超ポジティブっ子です
まだ、他に人が居ると内弁慶で猫をかぶります(苦笑)

ボスからママへ移行する事も出来ます
良い関係を続けると自然となります
良く観察して押し引きですよ〜
楽しいワンライフを歩めると良いですね

Re: キャンベル・テストすべてddの子犬、凶暴で気が強い

wanz さん 2010/03/26(Fri) 15:08:54

本能的な行動?暴れる・咬む・飛びつくなどに対しては、ぽんきちさんがアドバイスされたような方法も、いろんな方法のうちの一つだと思います。
マアムさんのわんちゃんにも効果があったようで、まず一つ目前のお悩みが解決して本当に良かったですね。
そうやって、一つ一つ解決していくしかないです。

犬が人の「ハウス」や「オイデ」の指示に従うのは、学習による行動ですよね。
どうやって学習させますか?
「食べ物やおやつやおもちゃを用いない方法」と限定されるのはなぜですか?
いろんなDVDや本でトレーニングについて勉強されたようですが、形だけ真似てみただけで、それらの本質を学んでいない気がします。

難しい表現は避けますが・・・
どんな犬であれ、自分にとって利益があればその行動は増え、不利益になる行動は減ります。
これを利用して、飼い主の指示に従うように学習させます。

・してほしい行動を引き出し、直後に報酬を与える。
・してほしくない行動をした瞬間に罰を与える。

この二つが主に用いる方法ですよね。
食べ物・おやつ・おもちゃを使いたくないのであれば、何か他に報酬になるものを使ってください。
報酬とは、犬が喜ぶことでなければいけません。

食べ物は、特別なモノでも、魔法でもなんでもなくて、「撫でる」「ほめる」「抱っこする」「散歩に連れて行く」「行きたい方へ行かせる」「ソファに上がるのを許可する」などと同じで、犬にとって利益になることの一つでしかないです。
ただ、食べ物はほぼすべての犬にとっての利益であり(食べずに生きてる犬はいないから)、最初から威力を発揮しやすいのが違う点。
上手に使えば、短期間で成果を出せ、とても楽な方法です。

「楽したくない」「食べ物を使うなんて恥ずかしい」「犬に負けた気がする」と思われる方もいるようですね。
世の中には、いろいろな価値観がありますので、嫌な人に強くすすめはしませんが、視野は広い方が良いですよ。


私もとても気の強い犬を飼っていて、3ヶ月頃はマロンちゃんと似た部分多くありましたよ。
一先ず目前の問題が片付いても、月齢が進むに連れて次々に問題が出てきて、息つく暇もなかったです。
食事、居場所、拾った物を守る行動が出てきたのは、4ヶ月になった頃でした。

1歳をすぎて、とりあえず日常生活がそれほど苦痛なく送れるようになるまで、本当に勉強の連続でした。
おかげで手にしたものは数えられないくらいあります。
今はこの犬に感謝してます。

私は食べ物を使いました。
それが間違いだったとは全く思ってません。
そのおかげでできるようになったことは数知れず・・・最初はほとんど食べ物が報酬でした。
「ハウス」も「おいで」も「退いて」も「放せ」も「静かに」も、爪切りも歯磨きも。
でも、だんだんと食べ物はいらなくなります。
お互いに自信がついてくるとね。

「ほめ言葉」や「撫で」は、報酬として機能するようになるまで時間が必要です。
上手に使えば、いずれは食べ物と同じくらいのパワーを持つようになります。
でも、犬と飼い主の関係が浅い段階では、それほど力を持ちませんし、犬によってはまったく報酬にならず、罰と同じだったりします。(うちの犬には「撫でる」は罰でした)

「食べ物を使わない方法」とおっしゃっているのに、余計なお節介なレスをしてしまい、申し訳ないです。
ただ、同じように難しい犬を育てた経験のある者して、応援しています。