子犬の譲渡時・購入時、トラブルを防ぐためのガイドです。
dogoo.com 利用規約 もあわせてご覧ください。
ブリーダー、動物取扱事業者との取引で注意すべきポイントや詐欺の手口を解説します。
安心して子犬を迎えるために、よくあるトラブルと安全な取引方法を確認してください。
実際にあった相談例(トラブル事例)と対処法です。
dogoo.comへ、子犬取引に関する相談が寄せられることがあります。 不審な取引やトラブルが疑われる場合は、取引を進める前に十分確認してください。
【相談内容】
予約金を払ったが、その後、連絡が取れない。一方的にキャンセルされ、予約金が返還されない。
【よくある手口】
実在しない子犬の情報を掲載し、予約金だけを振り込ませる。少額の予約金を請求し、相手が断念しあきらめを狙うのが目的と報告されています。
【対処法】
予約金を支払う場合は、相手の情報や取引内容を十分確認してください。
「急いでいるから」「他の方に決まりそう」「予約金だけで犬を送る」など言われても、契約書の締結前に代金を支払いは避けます。
少額金を請求し、相手があきらめるのを待つのが詐欺師の手口です。
【相談内容】
代理人と名乗る人へ、犬の代金を支払った。その後、代理人から「犬の管理者と連絡が取れない」と言われる。
代理人とは連絡できるが「代金は犬の管理者へ渡した」と説明され、返金に応じてもらえない。
【よくある手口】
「ブリーダーの代理人」「仲介者」など第三者として取引を進める。
トラブルが発生すると「管理者と連絡が取れない」「自分も被害者」と説明し、責任回避する例も報告されています。
【対処法】
ブリーダー本人と直接連絡が取れない取引は慎重に判断します。
代理人と名乗る人物の氏名・住所・連絡先など、身元確認を必ず行います。
犬の販売や仲介を行う場合は、第一種動物取扱業の登録が必要になることがあります。登録の有無も確認してください。
【相談内容】
子犬の代金を支払った後、「輸送費」「ペット保険料」「健康診断費用」「ペットシーツ代」など追加費用を請求された。
支払い応じると、さらに別の費用を請求され、犬は届かない。
【よくある手口】
「遠方のため空輸する」「健康診断が必要になった」「譲渡には指定するペット保険へ加入が条件」などと言い、輸送費や医療費、ペット保険料などを次々請求する。
【対処法】
子犬の輸送方法、必要な費用は、契約前に必ず確認してください。
後から次々と追加費用を求められる場合は、支払いを続けず取引を見直す。
【相談内容】
犬の受け渡し日の数日前、ブリーダーの都合で延期を求められる。
その後、理由を変えて何度も引き渡しが延長され、代金は支払い済みなのに犬の譲渡に応じてもらえない。
【よくある手口】
予約金や代金を受け取った後、「子犬の体調不良」「仕事の都合」「家族の病気」などの理由で引き渡し日を延期する。
その後も理由を変え、引き渡し日を延ばし続ける。
【対処法】
契約書の有無や、引き渡し日・返金条件などの契約内容を必ず確認してください。
契約条件や販売方法によっては、クーリングオフなどの制度が適用される場合があります。
引き渡しが長期間行われない場合は、支払い方法や契約内容を整理し、消費生活センターなどへの相談も検討してください。
【相談内容】
ブリーダーへ犬の生体代とは別に血統書代金を支払った。
犬の引き渡し時に「血統書はまだ届いていないので後日郵送する」と言われたが、数ヶ月経っても血統書が送られてこない。
【よくある手口】
血統書は、血統書発行団体への申請手続きが必要です。
しかし申請が行われていない、または手続きが遅れているケースがあります。
問い合わせをしても、連絡が取れなくなる例もあります。
【対処法】
血統書が後日渡しになる場合は、いつまでにどのような方法(郵送・手渡しなど)で受け取るか、契約書に明記する。
血統書発行団体への申請状況や、発行予定時期について、双方で確認しておくと安心です。
長期間届かない場合は、取引内容を整理し、販売者へ書面などで確認します。
【相談内容】
犬の生体代とは別に、混合ワクチン接種費や健康診断費を支払った。
しかし、ワクチン接種証明書や健康診断の領収書を提示してもらえず、本当に接種や診察が行われたのか分からず不安になる。
【よくある手口】
ワクチン接種費や健康診断費などを受け取っても、証明書や領収書を提示しない。
実際の接種や診察の有無が確認できずに、トラブルになる例が報告されています。
【実例と対処法】
子犬の譲渡時には、ワクチン接種証明書や健康診断の領収書など、獣医師が発行した書類を必ず受け取る。
ワクチン接種日や接種回数、動物病院名などの内容も確認すると安心です。
【相談内容】
取引相手から「子犬の写真」が送られてきたが、後で調べると、別の人がブログやSNSで公開している画像と同じだった。
実際に受け取った犬が、写真と違う犬ではないかと疑念がある。
【よくある手口】
インターネット上に公開されている子犬の写真を使用し、実際とは異なる犬の情報を伝える。
写真だけで取引が進み、実際の犬を確認できないまま契約してしまうとトラブルになることがあります。
【対処法】
送られてきた犬の写真は、画像検索などで第三者が公開している画像ではないか確認してみましょう。
また、契約前に見学を行い、実際の子犬の状態や飼育環境を確認することが重要です。
子犬の取引トラブルを防ぐため、以下の点を事前に確認します。
犬の販売事業を営む者は、法令で都道府県へ「第一種動物取扱業」の登録と番号取得が義務です。
問い合わせたら、まず、ブリーダーへ「第一種動物取扱業」登録証の提示を求め、内容確認します。
登録証には、ブリーダーの氏名、事業所名、住所、第一種動物取扱業の登録番号、有効期限の記載があり、
行政による印鑑が押印されています。登録番号や名前でネット検索し、事業者情報が一致するか、偽装がないか確認します。
登録証には、新規登録した日と有効期限の記載があり、この日付により繁殖歴の長さがわかります。※なかには新規に再取得し、新規登録日が更新されるブリーダーもあり。
費用の総額と、請求に含まれる項目を確認する。
譲渡条件を整理し、後からの請求を防ぐ。請求される具体的な内容は以下のとおりです。
支払方法を確認する。 支払方法(銀行振り込み、クレジットカード、スマホ決済)予約金の有無、キャンセル時の返金条件(全額・一部・無返金)。そして契約有効期限、支払い期限を確認する。
2019年 改正動物愛護法により、(犬の)現物確認・対面説明が義務です。
犬の販売場所(現物確認・対面説明)は、動物取扱業者の事業所のみ限定です。事業者が住居を兼ねるブリーダーもいますが、曜日と時間の都合を調整します。
また、犬舎へ見学・訪問時のルール(ワクチン未接種の犬を連れて行かない、他の犬舎を訪問後に当日訪問NGなど)を確認する。
訪問したさい、犬の飼育環境を確認する。
親犬や兄弟犬の特徴や性格を確認する。
取引き後(子犬を引き取った後)、どこまでいつまで対応してもらえるか確認する。 質問に対し、丁寧かつ親切に答えてくれるか、言葉遣いや態度もしっかり見極めます。
契約書は存在するか、契約書を事前に見せてもらえるか。対面説明のさい書面あるか(口頭のみは避ける)
取引に関するトラブルは、当事者間での解決が基本となります。 取り引き相手のメールアドレスと問合せ番号を提供いただければ、過去ログを提供します。なお、過去ログの保存期間は約6ヵ月です。 法令違反や詐欺の疑いがある場合は、警察や消費生活センター、都道府県(保健所)の動物愛護担当部署などの公的機関へご相談ください。
子犬との出会いは長い生活の始まりです。
子犬の取引では「急がない」「必ず確認する」が最も重要です。
信頼できる相手との取引を心がけましょう。不安や疑念がある場合、取引を進めず見送る判断も大切です。
安心して子犬を迎えられるよう、十分な情報収集と確認をお願いします。