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Re: 1年以上訓練しても改善されない吼え癖 るちあ さん 2007/12/27(Thu) 00:27:01

wanz様
励ましの言葉、本当にありがとうございます。
家族に関しては・・・先住犬はイイコ達なので子供達も可愛がってくれますが、この子は子供をバカにしている部分があって、私が見て居ない所では子供と一緒にさせておけません。
子供達は一応、一緒に躾に協力してくれています。
主人は家に殆ど居ませんし、すでに手放すようにといい始めていて、協力はして貰えません。義母も主人と同じ考えです。

@現時点での問題は、何より興奮を抑える事だと思っています。
興奮してしまうために、コマンドが理解出来ないのだと思うのです。
A興奮した時は無視するのが一番だと教えて頂き、背を向けるなどで無視しますが、狂ったように鳴いています。(いつも人の姿を見れば狂ったように鳴きます。)
その後、鳴き止み、静かになった時点でこちらが振り向くのですが、その瞬間に興奮してお漏らしします。このため、褒めるタイミングがなかなか取れないのです。
スワレやフセの時もお尻も前足もムズムズ動きっぱなし・キュンキュン催促で、こちらがじっと立っている時はムズムズ・キュンキュンで済みますが、褒めるために少しでも動いたり、声を掛けると(静かにやっていますが)もうお漏らしして鳴き、飛び跳ねます。
餌の時、散歩の時、遊ぶ時、クレートや服従トレーニングの時、いつでも静かになったら褒める、をやっていますが、実際は私を見た瞬間・動いたり声を掛けたりした瞬間に大騒ぎでお漏らし・鳴く・飛び跳ねるとなるのでタイミングが取れないのです。
お漏らしは成犬になっても続くなら、もう治らないと獣医さんに言われました。

去勢に関しては、牡は血統が良く型もわりと良い子なのでお婿さんにとも考えましたが性格にこれだけ問題があるので交配はやめました。牝も2頭とも避妊してません。(なので柴牝がヒートの時期には1ヶ月ほど実家に預けてあります。大きい子には全く興味を示しません。)
去勢も考えていますが、お漏らしや興奮症・無駄吼えに関して刺激は減らせるかもしれないけれど効果があるかどうかは判らないと獣医さんからは言われています。

考えられる事は色々試しているのですが、情け無い事に愛情不足なのか殆どこの子に伝わっていないのが現状です。
どうか良いアドバイスをお願い致します。

Re: 1年以上訓練しても改善されない吼え癖 wanz さん 2007/12/28(Fri) 19:50:25

お漏らしも興奮も、たぶん喜びの表現なんだと思います。
人が近づくことが、わんちゃんにとって、とても強い刺激になっているんでしょう。
ショップのケージ(ショーケース)の中で長い間過ごしていると、人が近づくという刺激が、うれしいことが始まる合図となります。
たとえば、ご飯、ケージから出られる、人との接触・・・など。
外飼いもある意味ケージ生活と似たところがあって、人が近づく(姿が見える)ことがわんちゃんにとってうれしいことの合図になっているんだと思います。

私が飼い主だったら、去勢手術をして室内で生活させます。
去勢により、マーキングやメスを追いかけるなどの行動は軽減できると思います。
室内飼いはどのくらい期間試されたのでしょうか。
問題が問題ですから、短期間で劇的に変わることはないでしょう。
でも、外飼いよりはご近所に聞こえる吠え声を小さくできますし、わんちゃんに常に目を配れるので良いと思います。

お話をうかがっていると、この子には、人との密なコミュニケーションがまず大事だと感じます。
いきなり多くを求めず、スキンシップや遊びの中で、少しずつ少しずつできることを増やしていく、座れや伏せができる時間を延ばしていく・・・という、のんびり構えたやり方が合っているのではないでしょうか。
自分たちにとって都合の悪い行動もひっくるめて、そのままのわんちゃんを家族として受け入れてあげることが必要な気がします。

厳しいことを言うようですが、るちあさんのご家族の心の余裕や環境(ご近所が寛大でない)では、10ヶ月までショップにいて、問題を抱えた子を迎えるには無理があったかもしれません。
その子にとって、不安なく暮らせる環境、学習しやすい環境、必要な練習量、時間というものがあると思うんです。
他の子と同じ期間で、同じレベルのことができるようにはならないので、その子なりの小さな成長を見てあげてほしいです。

正直、私には訓練士以上の名案はありませんし、あまり効果がないと思えても、訓練士から習った方法を毎日実践して、ほんの少しずつでも成長していくことを見守っていくしかないと思えます。
私もそうやって先住犬&2匹目と暮らしています。
2匹目にも良いところはあります。
両方とも掛け替えのない存在ですよ。

Re: 1年以上訓練しても改善されない吼え癖 るちあ さん 2007/12/29(Sat) 00:47:23

wanz様

アドバイスありがとうございます。
室内飼いは3、4ヶ月ほどだったと思います。
私が自宅で仕事をしている事もあり、お留守番はあまりさせてませんでした。傍らにケージを置いていましたから、いつでも目が届き手も声も掛けられる場所に居ました。
夜は玄関に並べてあるそれぞれのケージで牝と隣同士で寝ていました。
牝が居て興奮するなら、と別の部屋に離した事もあります。
現在、外飼いですが、仕事場が庭に面していて声も目も届きますし、すぐに外に出る事も出来ます。夜は前と同じにしています。
このため、家族中が睡眠不足になっています。
今まで、成犬を譲り受けたり、多頭飼いもありましたので、ある程度大きくなっていても多少興奮症でも大丈夫だろうと思って引き取りましたが、それが間違いだったのですね。甘かったと痛感しております。
去勢に関しては、マーキングにしろ、牝への行動にしろ、軽減される可能性はあるが、全く治らない可能性もあると言われています。去勢をしても完治しなかったら本当に手放す事になります。
家族の中でも既に話していて、室内で飼う事に賛同は貰えない状態です。
うちに連れて来た以上、責任を持って最後まで、とは思っていますが、そのために去勢し、それでもダメなら声帯手術して傍に置く。それが本当にこの子のためになるのでしょうか?
私の判断ミスで引き取ってしまって、この子が今現在不幸せな状態にあり、これ以上この子の満足出来る環境を作ってあげられないなら、すぐに里子に出した方が良いのでしょうか?
今、私に出来るのは、去勢手術を受けさせる、毎日訓練をする。それしかないですね。
室内で飼えるかどうかは手術後の状態で効果があるかどうかで判りません。
マーキングと牝への行動が改善したとしても、興奮症のお漏らしが治まらなければ、室内で飼うのは難しいと思います。
悪い所も認めて受け入れるにも・・・限度があります。
100%受け入れる事ができなければ、飼い主としては失格なのでしょうが・・・そう思うと凄く落ち込みます。

まずは、出来るだけ頑張ってみたいと思います。
ありがとうございました。

Re: 1年以上訓練しても改善されない吼え癖 wanz さん 2007/12/29(Sat) 10:42:34



>悪い所も認めて受け入れるにも・・・限度があります。
>100%受け入れる事ができなければ、飼い主としては失格なのでしょうが・・・そう思うと凄く落ち込みます。

人間側の教えるルールを短期間のうちに憶え、柔軟に対応できる犬もいれば、そうでない犬もいます。
例えば、捨てられた、虐待されたなどの過去を持ち、トラウマを抱えている場合や、るちあさんのわんちゃんのように、長期間狭いところで人や他犬と十分なコミュニケーションもできず、外の広い世界に触れることなく育ってきた場合などです。
仔犬の頃に迎えられ、人との密なコミュニケーションの中で育った犬と同じような成長を求めることは難しいのです。
そういう犬の場合は、いったんそのままの状態を受け入れた上で、無理なく犬のペースに合わせて、少しずつ改善に向けて努力していくという方法が望まれると思います。

今ある“るちあさんの家のルール”を受け入れられないその子は家族として失格なのか・・・あるいは、そんな状態でも家族として迎え入れ、その子と共に暮らすために自分たちの生活の方を変化させるのか・・・。
それを迫られているのかもしれないですね。
たとえ、後者を選んでも、この先ずっとその子の悪いところをあきらめて生活するわけではなく、根気良く今まで通り地道なトレーニングを続け、その子なりに学習して行くように努力する生活になります。
ただ、他の子のような順調な成長があるかどうかは未知ですが。
だからこど、いったんはその子の今の状態を寛大に受け入れる覚悟が、ご家族全員に必要だと思うんです。

この先は、るちあさんやご家族の考え方次第で、どれが正解ということはないと思います。
犬は飼い主に飼われる存在ですから、他人である私がどうこう言える立場にはないですから。

ただ、その子とこれからも共に暮らすためには、飼い主側が柔軟になって、歩み寄ることが必要なんだと思います。
ご家族が多いと、犬に対する考え方を統一することが難しいですよね。
私はるちあさんの辛さもすごく理解できます。

Re: 1年以上訓練しても改善されない吼え癖 ケイ さん 2007/12/29(Sat) 14:55:55

こんにちは、横レス失礼します。
ご家族や近隣の方々の反対は辛いですね…;

るちあさんの一生懸命さは、痛いほどよく伝わってきますし、わんちゃんもきっと、そんなるちあさんの事が大好きで、その子なりに頑張っているのだと思います。
すぐに訓練の結果が完璧に出ないからと言って、その子が不幸だとか、飼い主失格だなんて思いつめないでくださいね。
飼い主失格の人は、こんなに熱意を持ってその子の事を考えたりしませんから。

吠え声・お漏らしについてですが、まずは物理的に対処するのはいかがでしょう…?
つまり、吠え声についてはサークル(または小屋)を布で覆ったり、防音加工のクレートを入手する。
お漏らしについては、マナーベルト(犬用おむつ)を利用する、などです。

10ヵ月まで大したしつけもなく放置…となると、病気のような状態になるのは当然ですからね;
ゆっくり訓練ができるよう、それまで人も犬もあまり譲らなくて済む方法を考えてみても良いかと…。

一つ褒めてあげて良いと思うのは、「噛みぐせがない」ということです。
その分吠え声に回ってしまって、今のトラブルを引き起こしているのかもしれませんが…成犬のあごの力で、人を噛んだりするようだと大変ですからね;
特に柴は吠えるより先に噛むタイプの子が結構いますし…

声帯切除も確かに手段としてありますが、唯一と言っていいほどの自己表現の手段を奪ってしまう事が、どのような結果を引き起こすのかは予測不能です。

難しい状況に置かれているとは思いますが…
なんとか今までのように、粘り強く付き合って行けると良いですね。
応援しています…!