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動物を介した人間関係の相談(長文) いぬっこ さん 9月18日(土) 2時45分
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私は最近病気をして入院をしました。そのとき飼っていた犬(マルチーズ・トンちゃん)を友人(犬仲間)に預けたのですが、思いがけず入院が長引き、やっと退院という時、友人宅で熱射病にかかって死んでしまいました。

例え、私の病気が不可抗力のものであっても長いあいだ大切な命を預けられるほうは並大抵の神経では持たないくらい大変なプレッシャーだったと思います。
だから、私は友人をひとつも責めず、ただからだの不自由が利かなかったので送り迎えをしてもらって火葬場に行きました。

道中まだ実感の沸かない私は、せめてトンちゃんの顔だけでも見たいと思っても友人の気持ちを考えると、後部座席にある箱の中をあけて悲しむ事が出来ませんでした。そして、火葬場に着いた時、もうスグ約束の時間が来ていて、満足に別れが出来ないのがイヤで受付で彼女が側を離れた時、そっと箱をあけました。

すると、彼女が帰って来て「箱、開けたの!!!?」と絶叫し、結局その一言で涙も流す事ができないままトンちゃんを送ってしまいました。道中私の頭の中は真っ白なのに、「私はベランダに出しておいても大丈夫だと思った」だの、「(一緒に鳥を飼っているので)猫から鳥を守ってくれると思っていた」だの、私が責めないのを良い事に『こんな事もしちゃったけど、それでも許してくれる?』と言わんばかりのことを色々言いつづけ、帰りも彼女は「家に帰るのが辛い」「一人になりたくない」と言い,私は心の底では早く家に帰って一人で泣きたいのをガマンして、つきあいました。
わたしの家に着くと前日に「全部そっちで捨てて欲しい」と頼んだのに彼女はトンちゃんの身の回り品全てをまとめて持ってきていて私の家において行きました。

それに、ウチの玄関でずっと泣き崩れて帰ってくれません.
それでも彼女には私が出来ない事をいっぱいしてもらって、トンちゃんは幸せだったと思うし、自分にもそう言い聞かせながら「トンちゃんは、あなたのこと責めるどころか、許しているよ。感謝しているよ」と伝えました。

でも、私には未だ実感は沸かず、ただ時間をかけてこの事実を受けとめる作業をしたいと思うだけなのに、彼女は私にとっては無神経な事を一方的に言いつづけ、(預かっているあいだ家族とトンちゃんの事でもめたとか、これだけやってきたのだからこっちの身にもなれとか)なおかつ今までどおり、つきあいましょうと、以前より頻繁に連絡をくれるのですが、今はどうしても彼女を見ると、トンちゃんを思い出すのであいたくないのに、放っておいてくれません。

私は「今は一人になりたいので時間をください」とメールをしました。そうしたら彼女はパニックにになり、「あなたがトンちゃんを預けさえしなければ、こんなことにならなかった」「私を(犬を預ける先に)選んでくれてうれしかった。でもそれが負担だった」という趣旨のメールを昨日、もらってしまいもう、私はどうして良いのかわかりません。

今考えると、確かにそうかもしれません。でも、そう言ってしまうと彼女を信じる事がいけないことだった・・・ということになりかねないですよね。

私は、自分が病気になったことが一番悔しいんです。

負担に思うくらいなら、何故「出来ない」とハッキリ言ってくれなかったのか。
預けている時から病院にメールで家族ともめた話しを聞いていたので彼女の苦労は
充分知っているつもりです。それに本当に感謝しています。でも、どうして負担と言う言葉を今更使い、「出来ない」と言わずに置いておいて、後になって当の飼い主本人に不満を言うのでしょう。彼女は私より年下で色々な相談にのったり、犬仲間として色んな所にでかけた友人です。でも、だからと言って押しつけたつもりもないし、ダメなら他を考える手立てはありました。
でも彼女はプロのペットシッターなんです。

私は預ける時、「足の1本ぐらい折れても文句は言いません」と念書を書き(実際少なからず病気はあったけど何も文句は言わなかった)、「生きて帰してくれれば、それでいい」と言って託しました。でもそれすらもしてもらえなかった。

彼女はお金も受け取らず預かってくれたけど、こんなにこじれるならもうお金を渡して縁を切りたいとすら思えてしまう事件以降の出来事に当惑しています。
今はそっとしておいて欲しいのに、「今すぐわかって欲しい」「いますぐ、今までどおり、普通のつきあいをして欲しい」と言われても、そんな事言われれば言われるだけ、心が離れて行ってしまう事をわかってもらいたいのにそれでも私は今すぐ、今までどおり、普通に付き合わなければいけないのでしょうか?
多分、私の文面だけでは公平な判断はできないかもしれませんが、忌憚のないご意見が伺えればと思います。宜しくお願いします。

RE:動物を介した人間関係の相談(長文) 飯田 一久 さん 9月19日(日) 2時58分
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 初めまして、訓練士の飯田と申します。私の感想を書かせて頂きます。
私がひとつ引っかかったのは相手のかたがプロのペットシッターとのことです。
プロの方がなぜ熱射病に・・・?これはプロとして迂闊だったのでは?と思います。そして、なぜ誓約書を取っておきながらタダで請け負われたのか?(いくら友達であっても仕事であればほんの少し金額としても頂くべきだと思います)どんなに気を使っても事故は起こるとはおもいますが、いくら友人でも(いや、友人だからこそ)事故に至った経緯はしらせなければいけないと思います。そして獣医の
先生の診断書(死亡原因の)を見せて納得してもらうのがプロだと思います。
そうでないとウソだといわれても仕方が無いですからね。お話の様子ですと、しっかりと時間の経過を説明しているとは思えません。
 つぎに一個人としてのお話です。なぜお友達はあなたのわんちゃんの遺体をみせたがらなかったのでしょうか?なにかみられるとまずい事でもあったのかな?なんて思ってしまいました。もし私がいぬっこさんの立場だったらはっきりと「あなたの顔をみると亡くなった子のことを思い出してしまって悲しいので、あなたには悪いけど当分会いたくない。」って言ってしまうな。相手には悪いけど事実なのですから。メールに関しては読まずに削除しちゃうでしょうね、自分だったら。
とにかく今はいぬっこさん自身の心の平安を取り戻すことを優先すべきだと思います。まとまりのない文章ですみません。

アドバイスありがとうございます。 いぬっこ さん 9月19日(日) 23時44分
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飯田様
お返事をありがとうございます。すごいパニック状態で書きこみをしてしまい、その乱文を見てご意見を頂けただけて、本当にありがたく思います。

>なぜ誓約書を取っておきながらタダで請け負われたのか・・・
じつは、相手は「友達だから」というノリのままただ簡単に預かる・・・という姿勢だったのでとりあえず少しばかりのお金(1万)と、誓約書を私のほうから出したのです。でも彼女は多分誓約書の存在は忘れているし、お金も火葬場でその料金のうち1万だけ出したので帳消しのつもり(もしくは預けた期間が延びた分、身の回り品を買い足したから私は損をしているくらいにしか思っていません)です。
その証拠として件の最後のメールには「私がトンちゃんと過ごした期間は何だったのでしょう!??」と、言われてしまいました。

>私がひとつ引っかかったのは相手のかたがプロのペットシッターとのことです。
>プロの方がなぜ熱射病に・・・?これはプロとして迂闊だったのでは?と思い
>ます。

どんな商売でも過程は大切ですが、電気のつかない家や、エンジンの着いていない車を「一生懸命作った」と言って売ろうとしても売れないように結果、取り返しのつかない事をしておいて過程の労力を返せ・・・というのはひどいですよね。
だったら、料金をちゃんと払うのでトンちゃんをもとどおりにして返して欲しい.

>つぎに一個人としてのお話です。なぜお友達はあなたのわんちゃんの遺体をみ
>せたがらなかったのでしょうか?なにかみられるとまずい事でもあったのか
>な?なんて思ってしまいました。
そうですね。火葬場に行く途中、ぽつぽつと状況を話したのですが気付いた時には
まだ息があったそうで、あわてて水の張ってあった浴槽につっこんだら「キーッ」と言って息絶えた・・・。と言うのです。
箱を開けた時、眠るような顔ではあったのですが鼻から血が滲んでいたのです。
それがショック状態だったのか、溺れたのか、今ではわかりません。
そしてそもそも彼女は病院に行くのがあまり好きではなかったようです。
ましてや自分の不注意で起こさずに済めば済んだ事にお金をかけるという頭はなかったようです。何より「どんな動物にも、明日と言う保証はない」とまで言ってのける態度は、動物園での飼育経験がなせる事か、とことん話しが噛み合わないのです。でも話しを聞いたときは、心の中で「そう言う時はアイスノンで体を冷やしながら一番近い病院に行くんだよ!!!」と叫んでいました。
でも、そんなこと言ってもトンちゃんはもういないという事実は消せません。

>もし私がいぬっこさんの立場だったらはっきりと「あなたの顔をみると亡くなっ
>た子のことを思い出してしまって悲しいので、あなたには悪いけど当分会いた
>くない。」って言ってしまうな。相手には悪いけど事実なのですから。
・・・言ったんです。そうしたらすごい剣幕で怒り出したんです。
すごくしつこいので今はそのほうが怖いくらいです。

事件が起きる前は、ただ不器用な子としか思っていなかったので預けて負担をかけたことばかり気にかけていた私は、何より自分のグリーフワークをちゃんとしていない事に気付いていませんでした。
でも、こんなこと言いたくないけど、私は相手にこんなに気を使っているのにどうして彼女は「自分を正当化」する事ばかり言うのでしょう。
本当に預ける相手を間違えた…としか今は言いようもないくらい、我が子を失った事と友人を失う失望感で一杯ですが、最優先で今すべき事は私がちゃんと、トンちゃんの死を受け入れる事ですね。

実は、私もドッグシッターです.だからとにかく自分が預ける側でも、落ち度のないようにしておきたい…という気持ちもあり誓約書、お金・・・というところでは相手の好意を無にしないようにしながら自分なりにしてきたつもりです。そして、もしかしたら自分も起こしてしまうかもしれない今回のようなケースに対して、出来るだけこじれないように配慮してきたつもりでした。
そんなことも相手にはわかってもらえそうにないですが、これから私がシッターをする上でトンちゃんが教えてくれた事は一生忘れない。これだけは約束したいです。
これを読んでくださった方には、「ペットシッターは危険」と思わないで欲しいです。預ける人には、どんなに良い人に見えても遠慮しないで「もし、事件が起きた時あなたはどうしますか?」とでも聞いて、ちゃんと答えてくれる人を選んで欲しいです。そして、あずかる側の人間は技術的な勉強もさる事ながら最後は人を相手にするビジネスとして相手を思いやる気持ちをゼッタイに忘れないで欲しい。
自分を安売りしないで、プライドを持って,
言いたくない事でもはっきり言える姿勢を持ってほしいと思います。

私も頑張ります。

聞いてくださって、本当にありがとうございました。

RE:アドバイスありがとうございます。 早苗 さん 9月21日(火) 0時50分
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安心しました。
最初のいぬっこさんのメールを胸が痛む思いで
拝見しました。

どうして? どうして?という、いぬっこさんの
お気持ち、よく分かるような気がしました。
ケースは違うかもしれませんが、私も家族を医療ミスで
亡くしたことがあり、いぬっこさんの今の状態を
経験しているからです。

相手の方はご自身のことで精一杯で、誰が一番悲しい
思いをしているのか分かっていないのかもしれませんね。
ましてや、プロのドッグシッターとの事、これからの
お仕事にも影響すると思われますし、いぬっこさんの
お気持ちを思いやる余裕がないのでしょう。
そんな方に、シッターの仕事を続けて頂きたくは
ないですけど・・・・・。

トンちゃんのためにも、お仕事を頑張って
預かったワンちゃんたちをウ〜ンと幸せに
してあげて下さい。
トンちゃんがきっと、応援してくれますよ。

ご自分が元気になられることが一番です。
ガンバッテ!!





RE:ご心配いただきありがとうございます。 いぬっこ さん 9月21日(火) 22時58分
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>安心しました。
この動揺した書き込みに心を砕いてくださった方がいてくれて
本当に感謝しています。
今はやはりガマンしないで悲しむ事に専念します。
ご家族を医療ミスで・・・。
すごい苦難を乗り越えてこられたのですね。
わかってくださる方がいるのは本当に心強く、
わたしも頑張らねば!と思いました。

>ガンバッテ!

はい!トンちゃんの分も頑張ります。

ありがとうございました。