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ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/10(Mon) 21:18:58

ダックス(ブラック&クリーム)を飼ってます。
ダックスのダップルは遺伝疾患が多いですか? ダップルの因子を持っている犬は病気がちでしょうか?
近所にブラック&タンで頭の一部にダップルがある犬がいます。
その方に「うちはこう見えてダップルなんですよ」と、そしてうちのダックスに胸の白いミスカラ―を見て、「お宅もマール遺伝子があるんですね」と言われました。

マール遺伝子って要するにダップルの因子が入っていると言う事で、mm ではなく、Мmという事ですか?
ダップルは遺伝疾患が出やすいと聞いた事があって、心配です。
ダップルでも病気知らずのダックスちゃんを知っておられたら、教えていただけるとありがたいです。
できればうちの子がダップルかどうかもお願いします。

Re: マール因子について 都築 さん 2011/01/10(Mon) 19:23:27

どっちもミスカラーで売り物にも使い物にもなりません。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/10(Mon) 21:14:16

お返事ありがとうございます。
繁殖に使う事も、売ったりもしませんよ。一生大事にしますから、安心してください。
色々な意見があるんだなと勉強になりました。ありがとうございました。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? ダックストリオ さん 2011/01/11(Tue) 10:28:29

ダップルは別にミスカラーではありません。とはいえ作為的に作り出された毛色なので、生物の本来の形からすればミスと言えないこともないかもしれませんが。
マール遺伝子はダップル(M)かどうかを決めるものですね。
神経系の異常を伝達する可能性があります。例えばブルーアイの場合は視覚異常、もしくは難聴や耳が聞こえないという事もあり得ます。
うちの犬はシルバーダップルですが、心配されているような欠陥は今のところありません。ただ、他の犬に比べやはり目の色素は薄いですよ。

遺伝疾患という観点で言えば、ダックスそのものがそうなりますね。
愛犬がダップルかどうかは断言はできませんけれど、スポットで白毛が出る因子とマール因子は違いますからダップルではないと思いますよ。

犬の毛色というのは一つの遺伝子で決まるわけではなく、色んな因子が作用しあって決定していきます。
また、他の犬種にも言えますが、人間が作り出した「純血種」に遺伝的な疾患をも受け継ぐ事が多々あります(雑種の方が強いといわれるのはそういうことです)

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/11(Tue) 10:58:22

ご丁寧で、分かりやすい回答ありがとうございます。
私はダックスはまあ可愛いな。と思う程度で、飼うまでにいたらなかったのですが、今の犬に出会い一目ぼれして飼うことになりました。それからダックスの虜になり、日々勉強中です。
とは言っても、まだ毛色の事で、わかってないところがあるので、まだまだ、ダメ飼い主ですが。。。。。。。

これからも愛犬が病気にならないためにも、色々と調べていきたいと思います。そしてダックストリオさんのように、人にもアドバイス出来るようになりたいです。
近所でもダップル飼われていますが、病気の子は今まで見たことがないですし、とても魅力的ですよね。
このたびはどうもありがとうございました。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? さざんか さん 2011/01/11(Tue) 14:08:13

脅かすわけではないですが、
ダブルダップル(遺伝子型MM)も部分的に白い斑が出ます。
ミスカラーのホワイトスポット(遺伝子型Ss)と見分けがつきにくいようですが、ダブルダップルは独特の病的な感じを持ってます。
あと、パイボールド(遺伝子型swsw)も白毛を発色します。
シングルダップル(Mm)の斑は灰色で、白くはならないと思います。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/11(Tue) 15:01:47

さざんかさん、はじめまして。
お返事ありがとうございます。
血統書が正しければ、パイボールドはいないので、swswではないようです。
母方の先祖代々がブラタンとブラクリで、父方はダップルですが、ブラタンとの交配ですので、血統書がただしければですが、ММではなさそうです。

ただ、5代までさかのぼってみたわけではないので、わからないですね。
自分の中ではSsでだはないだろうかと思いますが、要は、
遺伝疾患がでなければありがたいだけなんです。
知り合いのペットサロンの方は、ブラクリミスカラ―と言っていましたが、本当のところは、詳しいブリーダーさんに実際見て頂いて血統書も5代さかのぼってみればもう少し分かってくるかもしれないです。
とにかく病気にならないようにしてやりたいです。
とても詳しい回答ありがとうございます。ためになりました。

Re: 今や犬の遺伝性疾患は400種類以上 ダックストリオ さん 2011/01/11(Tue) 16:29:01

見た目がブラック&クリームならばパイボールドともダップルダップルとも見間違うという事はないと思いますよ。
残念ながら血統書というのは、いわゆる品質保証とか遺伝性の疾患を予測できるようなものではなく、単なる家系図くらいの役割しかありません(特にペットショップから来ているものは)
よくチャンピオン犬というブランド゙もありますが、別にあれも健康優良児という規定はなく海外では昔、遺伝性疾患のキャリアでもチャンピオンになった例もあるようです。

ダップルの場合は、その遺伝子から推測できる疾患があるので、病気になりやすいというイメージがあるのかもしれませんが、初代から出生が明らかでなおかつ遺伝性疾患についての明記がされているようなものが無い限り、どんな犬にもその危険性はあるのですよね。

今や犬の遺伝性疾患は400種類以上とも言われています。うちの初代の犬にも癲癇があります。
深く掘り下げて考えてしまうともう絶対に病気を避けるのは無理のような気がしてしまいますが、○○だから病気になる。○○なら大丈夫という事はないのでダップルだろうとミスカラーだろうとあまり気に病む必要はないように思います。
ただし、何らかの異変が生じた場合には「可能性」として遺伝性疾患を疑うくらいでいいのではないでしょうか。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/11(Tue) 17:33:18

ダックストリオさん、いつも的確に回答して頂きありがとうございます。
ダックスは何色であろうと遺伝疾患持っている子もいると言うことですね。
今はまだ1歳なのでまだわかりませんが、病気になる時はなるし、なった時どう対処するか?早期発見など気をつけていけばいいのですね。
少し神経質になっていたかもしれません。

ダックストリオさんに回答していただき気持ちが少し楽になりました。
ダックスはとてもやんちゃで、食欲もありすぎなくらいです。
今から病気になったらどうしょうかなんて、考えずに、もっと愛情いっぱいそそいでいきます。
ありがとうございました。

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? ダックストリオ さん 2011/01/11(Tue) 18:17:33

ダックスは今でもまだまだ人気犬種なので、心無い繁殖をする業者も多々いるのが現状ですから、遺伝性疾患のキャリアの子は想像以上にいるのかもしれません。
うちの初代はミニチュアですがネットで書かれているような規定ではカニンヘン・サイズ゙ですし、その上癲癇もあり以前にはヘルニアもやりましたよ。幸い投薬のみで回復し麻痺になる事もなく今は元気に走り回っています。 
情報や知識があることも大事ですけれどそればっかりに捕らわれしまったら楽しくないですよ。

ダックスは小さいながらも運動量は豊富ですし表情もとっても豊かですよね。1歳ならなおさら毎日がお祭りなんじゃないでしょうか?
飼い主さんがハッピーなら犬もハッピーですよ!  

Re: ダックスのダップルは遺伝疾患が多い? saki さん 2011/01/11(Tue) 18:43:53

ご愛犬ダックスちゃんヘルニア軽くすんで本当によかったですね。
これからは、知識はほどほどにして、もっとかわいらしい成長を楽しみにわんちゃんとすごしていきたいと思います。
温かいお言葉に感謝します。