犬サイトdogoo.com

ウンチがでない(直腸憩室) れお さん

犬はビーグルぐらいのサイズの12・3歳になるオスです。家の庭で飼っています。
4年くらい前にある病気になり(病名は忘れました^^;)、現在その後遺症で悩んでいます。

その病気とは、肛門のすぐ内側の左側が袋状にふくらみ、便が溜まってウンチがでない病気です。
一度手術もしたのですが、先生もおっしゃってたように完全には治りませんでした。
まったく出ないわけではないのですが、時には何日もでないこともあり、その時は病院に行って便だけ取り除いてもらっています。

そこで悩みというのは、その犬の夜泣きがひどいことです。
一度散歩に行ってもウンチが出ないことが多く、結局あきらめて帰ってくるものの、またしたくなって散歩をねだるのです。
今は朝・昼・夕・夜・真夜中と一日に5・6回は散歩に行くのが常です。

家が農家の為、どうにか対応できていますが、夜中の散歩はさすがに苦痛です。近所迷惑にもなっています。
根気強く接するしかないのかもしれませんが、もしこうした方がいいという方法があればと思いカキコミました。
ウンチが出やすくなる方法であるとか、犬がウンチをしたくなったら庭ででもいいので自分でしてくれると助かるのですが、今さらそんなしつけは難しいですよね?
なにか気休めでもいいのでご意見をお願いします。

Re: ウンチがでない(直腸憩室) のび太 さん

れおさん、それって病名たぶん【直腸 憩室(けいしつ)】病気だと思います。
うちのワンと吠える息子が丁度1年前になった病気です。
ハッキリ言います。手術できちんと治りますよ。
原因は肛門のところの筋肉が歳と共に薄くなり、そこに空洞ができてしまう。・・・要するに歳をとるに従い、シモの締まりが悪くなってくるというものです。

この病気、雄犬に多いそうです。
できてしまった穴に入ってしまったウンチは当然の事ながら水分が蒸発して石のようにカッチカッチになってしまいます。
でもワンコとしては気持ち悪い。
だからそれが出るまで一所懸命出そうと力む!そんでもって、痔のような症状にまでなってしまう。
今度は痛いからウンチするのが怖い。でも出したい〜!!ハッキリ言って悪循環ですよね。

手術の方法は空洞ができた所にネットを埋め込むものです。
わたしもそのネット獣医さんから見せて頂きました。ネットの周りに魚釣りの針みたのが付いてました。
うちも、一度目の手術は失敗!獣医さんができるだけ突っ張らないようにと筋肉に浅く引っかけたのが裏目に出ました。

2度目の手術は結構深く筋肉に引っかけてくれて、今では快便です。
もしかしたらその先生、手術あまり旨くないかも???しれないので、できるなら手術の腕の良い先生をお捜しして執刀して頂くのが一番ではないかと思います。

医者だって、内科が得意な医者もあれば、オペが得意な医者もいますから。
全身麻酔なのでれおさんもご心配かとは思いますが、内臓を扱う手術では無いので、簡単な手術の類に入るみたいですよ。
参考になればですが、うちはオペして頂く前、すこしでも気持ち悪い思いをさせないようウンチを出すため、肛門をぬるま湯にゆっくり浸けて、獣医さんから頂いたぬるぬるするゼリーをワンコの肛門及び自分の指に付け、とってあげていました。ゆっくりゆっくり・・・ほじほじと・・・。

石のように堅くなってしまってますから、無理にいっぺんに出そうとは絶対に思わないでくださいね。
あくまでゆっくり・・・ほじほじと・・・が肝心です。
穴はホント、ぽこっと空いておりますので直ぐに分かります。
自分の愛するワンコのウンチが指に付こうがどうしようが汚くないですよね。

ご近所の色んな方々に良い獣医の情報を教えて頂き、早めに手術してあげて下さい。
うちの犬、今ではあの時のことがウソのように快便です。がんばれぇ〜!!

Re: ウンチがでない(直腸憩室) シゲ さん

こんにちは。会陰ヘルニアではないでしょうか?
その結果のび太様のおっしゃるとおり「直腸憩室」ができたのかもしれません。
会陰ヘルニアは年齢が関係し、多くは雄に発生します。
男性ホルモンの影響があるかもしれません。
骨盤内の筋肉の衰えで、骨盤の中の筋膜膜がゆるみ、隙間ができることで、その中に内臓が入り込むのが原因です。

治療は外科的なものが中心になります。
隙間を周りの筋肉を寄せることで内臓が入りこまないようにします。
去勢することで筋肉の張りがもどることもありますので先生とご相談なさってください。
ご参考まで。

Re: ウンチがでない(直腸憩室) れお さん

のび太さん、シゲさん、ありがとうございます。
症状はまったくおっしゃる通りです。うちの犬(クロ)の場合、治療方が変わったのか、症状の度合いによるのか、手術の内容は違ってました。
余分に伸びた筋肉(?)切り取ってそこになにか補強みたいなのを入れて・・・っていう風に説明を受けた気がします。

説明の段階で完全に治る可能性は低いというように聞いたうえでお願いしたんです。
どうやら診てもらうのが遅く、症状も重度だったようです。レントゲンをみたときには衝撃的でした。
手術に立ち会いますかと聞かれましたが、耐える自信がなくお断りしました。

先生のウデまでは判断のしようがありませんが、いい方ですし病院も人気があるようです。
今はただドッグフードとかに気を使いながら散歩も長く、多くいくようにしています。
一番つらいのはクロなのもわかっています。

もちょっと早く病院に行っていれば・・と悔やむこともしばしばです。
これからはご指摘のようにいろんな可能性を模索しながら愛情を持ってクロとつきあっていこうと思います。
すごくこころ強くなりました。本当にありがとうございました。