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遺伝疾患の犬を交配・繁殖するか悩む

ラブ・コッカー さん

我家の姉犬であるEコッカーは、半年前、目に草の種がはいり結膜炎のため通院した際、偶然ドライアイであることがわかりました。
かなり初期のため、免疫抑制剤の点眼の反応がよく現在は一日1回の点眼で何事もなく過ごしています。
目の疾患が多い犬種だから受診ついでに1回検査を・・・と言われて受けた検査ですので、正直、かなりショックでした。
まだ1歳であることと、早期治療の開始であることから大事に至らなかったことは、不幸中の幸いであったと思っています。

獣医さんにきくと、AKCではドライアイは繁殖禁忌リストにあるらしく、交配を禁じているとのことです。
しかし、日本では特にそのような規定はなく、また、発症がわかるのが通常成犬以降であることからブリーディングされていることがほとんどとのこと・・・。

我家はたまたま、交配前にわかっただけで、もし、検査を受けていなかったらなんの躊躇もなく赤ちゃんを産ませていたとおもいます。
ただ、我家に迎えた時からその日を楽しみにしていただけに、諦めきれずにいるのも事実です。

ドライアイを発症したがために生まれてきた子犬が里親さんから見放される可能性があることを考えると、やっぱり、諦めるべきかと思ったり、反面、里親さんにお渡しする際きちんとリスクについてお話して、約束していただいたら大丈夫かな?と考えたり・・・。
我家に残るコ以外の未来を考えると、やっぱり諦めるべきと思いながら、気持ちの整理がつかずにいます。
みなさんに怒られることを承知のうえ、相談させていただきます。
宜しくおねがいします。

RE:遺伝疾患の犬を交配・繁殖するか悩む

yu さん

こんにちは〜。
皆さんから手厳しい意見がでることを予想してご相談されているようですが、私個人的な意見としては、ラブ・コッカーさんの状況下での繁殖は反対です。

まず、想像してみてください。
生まれた子が偶然、その疾患を受け継がず、みんなよい里親さんに引き取られたときのこと(最高にすばらしいシナリオです)...

そして、次に、もうひとつ想像してみてください。
生まれた子が全てその疾患を受け継いでしまい、誰にも引き取ってもらえなかったか、または引き取られたとしてもその里親さんが約束(?)を守らず、そのワンちゃんのお世話を放棄してしまったときのこと(最悪のシナリオです)...

この2つのシナリオの差がラブ・コッカーさんがしようとしていることのリスクの深さです。

生まれた子供はすべてラブ・コッカーさんが終生面倒を看るということであれば、まだ、お気持ちを理解することもできるのですが、里子に出すことを前提にするのであれば決して、してはいけないことのように思います。

#あくまでも私個人の意見ですよ。もっと、いろいろな意見(私の意見に対する反対も含めて)を
#お持ちの方もいらっしゃると思いますが、もし、お気持ちの整理をするのに役立てばと
#思い、レスしました。

RE:遺伝疾患の犬を交配・繁殖するか悩む

ちびちち さん

遺伝欠陥がある場合はいかなることがあっても繁殖はしてはいけません。
一代目に発症しなかった。その里親さんがやはり繁殖してしまった。
ところが2代目は発症した。発症した子が放棄された。
また、発症しなかったこがキャリアになっている。また繁殖に使われた。
・・・・
こうなってきてしまったらラブ・コッカーさんの約束が及ぶ範囲外のことです。
どんどん病気の子が増えていきます。

RE:遺伝疾患の犬を交配・繁殖するか悩む

えたろ さん

障害を持った子が何頭か生まれ、里親を募集しても貰い手がつかず、ラブ・コッカーさんが全て終生養生することに決めたとします。ここまでは美しいですよね。
では、今から5年後、ラブ・コッカーさんが犬を飼える環境にいると、誰が保証できますか?
ラブ・コッカーさんが犬を手放さなければならなくなったとき、障害を持った犬を引き取ってくれる人がいると思いますか?

子犬のときでさえ引き取り手が無かった犬達です。
健常な成犬だってなかなか貰い手がつかないのに、障害持ちの成犬を貰ってくれる人はまずいません。
行き着く先はただ一つです。おわかりですよね。
自分の都合だけで物事を考えるのではなく、生まれてきた子達が最後まで幸せに生きていけるのかを良く考えてください。

RE:遺伝疾患の犬を交配・繁殖するか悩む

マル さん

私自身、コッカーで目の疾患がある子を育てています。
自信満々のブリーダーさんより譲り受けましたが、生後4ヶ月位で遺伝性疾患が発症しました。
お願いです、繁殖は諦めていただけませんか?
正直、私は人間不信の様な状態に陥りました。

「あんなにいい人に思えたのに、なぜ?」って。
もちろん、犬に対しては出来る限りの治療を受けさせていますし、愛情は変わりません。
ただ、「あの人が遺伝性疾患がある犬を使わなければ、こんなことにならなかったのに」という気持ちは変わりません。

正直言って、譲り受ける前にリスクを説明され、「あと数ヶ月で治療に○十万かかりますよ」と言われていたら、この子を譲り受けていたかは分かりません。
ラブ・コッカーさんはリスクをお話しすれば、とおっしゃっていますが、正直に話せば話すほど、貰い手はいないと思いますし、逆に正直に話さなければ、行く行くはあなたの人間性が疑われる事になってしまうと思います。
辛口失礼致しました。