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繁殖リタイア犬の里親になることで注意すること たうん さん 2006年7月20日(木)

こんばんは、いつも勉強させていただいてます。
今回は躾に関してでは無く、タイトル通りなのですが、ブリーダーの引退犬についてです。
私は繁殖後のオス、メスそれぞれの精神状態、健康状態について全く知識がありません。
漠然とした質問で申し訳ありませんが、お分かりになる方がいらしましたらお教え願います。

○3〜4歳の引退犬(メス)が、繰り返し出産した場合その後、病気になりやすいなどありますか?
○オスの場合の、病気になりやすい原因はありますか?
○オス、メス共に、親になった経験がある事でのメリット・デメリットはありますか?

引退犬のボランティアとまではいきませんが、里子として考えています。当方すでに1頭いますので、よく考え、勉強してからと思い質問いたしました。
よろしくお願い致します。

RE:繁殖リタイア犬の里親になることで注意すること みきみん さん 2006年7月20日(木)

はじめまして。我が家には5歳半の時に引き取った引退犬(♀)がいます。
性格はとてもおとなしく、めったに吠えません。

出産回数はわかりませんが(帝王切開の跡有)歯にガタがきているようで何本かありませんでした。
我が家に来てから2年位経って『子宮蓄膿症』で手術。

現在は特に病気もなく元気に暮らしております。

RE:繁殖リタイア犬の里親になることで注意すること lita さん 2006年7月20日(木)

繁殖所の状態によって皮膚に疾患があったりとかの場合もあります、オスも、メスも避妊、去勢してお迎えになることをお勧めします。
みきみんさんのおっしゃるように子宮蓄膿症になる可能性も考えられますし.予防のためにも去勢、避妊は必要でしょう。
トイレトレーニングも出来ていない子が殆どですから根気よくトレーニングが必要です。
成犬でも十分慣れます。愛情に飢えている子が多いので先住犬との相性も考えお試し期間をいただけるならそうされることをお勧めします。
我が家はブリーダー放棄1頭家庭犬放棄3頭を里親として迎えていますがみんな良い子ばかりで賑やかに生活しています。里親に目を向けていただけることは嬉しいです

RE:繁殖リタイア犬の里親になることで注意すること おと さん 2006年7月20日(木)

はじめまして、

我が家は、2匹の繁殖引退犬♀を引き取り、計6匹と一緒に
暮らしています。
うち、1匹は以前からいる♂の母親ですが我が家に来てからは
いつも仲良く行動しています。
いづれも繁殖に専念させられていた子ですので、トイレの躾けは
充分に出来ていなくて、サ−クルから出して室内で遊ばせている時は
オムツをしています。(トイレOKですが、時にそそうしますので念のため)
引退犬は12歳になる子と4歳になる子がいますが、年上の子は乳腺炎が
よく発生し8歳の時、避妊手術をした際に気になる乳腺のしこりを
切除していただきました。
歯の状態が悪かったので、12歳の子は状態のよい奥歯のみ残して
後は抜歯しました。
4歳の子は歯石が多く口臭がすざましかったので、避妊手術の時に
歯石除去をしてもらい口臭がすっきりとしました。
繁殖犬といっても悲惨な状況で過ごしていた子ではありませんので
性格はいたって明るくお茶目(やんちゃ)です。ただやや愛情に飢えているところがあり
先住犬を押しやってでも私の膝上を狙ったりするわがままな面も見受け
られます。

特にこんなメリットがあるということは言えませんが日々楽しく
暮らしていけることはひとつのメリットかも知れませんね。
避妊・去勢必須とし大抵の事には笑って済ませられ、家庭犬として
終生可愛がっていくことの出来る人ならば特に問題ないと思います。
先住犬が若くて躾けのよく出来ている子だと、比較してしまいがち
なので飼主として精神衛生に良くないかも知れません。
何事にもおおらかに接することが出来る大の犬好きな方ならお勧めの
引退犬里親でしょう。
引き取ることは簡単ですが老齢も重なってくると思わぬ病気もし
出費もかさみます。まして大きな個体ですと寝たきりになることも
あります。3〜4才位の子だそうなので問題ないとは思いますが
里親として引き取る前に臓器疾患の有無などを詳しく聞いておく
ことが大事だと思います。
若くして引退させる子には心臓疾患を持っている子が
多いと聞きます。
lita さんが書かれているように、お試し期間があればなおよいと
思います。熟考されて判断されることを願います。


RE:繁殖リタイア犬の里親になることで注意すること たうん さん 2006年7月20日(木)

>みきみんさん
>litaさん
>おとさん   早々のお返事ありがとうございます。

みなさん、本当に詳しくお教えいただきありがとうございます。
私の知識ですと、「トイレトレーニングが出来ていない」程度でしたので、お話を聞けてとても感謝いたします。

まず、皆さんのアドバイスを聞きまして難しいと判断できました。
犬種が犬種だけに、当家の犬と上手くいかないだろうと思いました。(その犬種全てとは言えませんが)やはり一般家庭で家族の一員として生活してきたのとは違い、愛情の注がれ方がやや劣るとなると喧嘩(ガウガウ程度なら良いのですが)も予測できそうです。

また、病気等についても思いがけない事ですもんね。それなりに生活はしておりますが、今いる1頭で贅沢させられる環境でもないので、急な疾病に対応できるかと言ったら、不安があるのは現実です。

>おとさんの
 先住犬が若くて躾けのよく出来ている子だと、比較してしまいがちなので飼主として精神衛生に良くないかも知れません。

ここまで考えていませんでした。ついつい完璧を求めてしまうあまり、何より大事な「心のゆとり」を無くしては両方とも、不幸になってしまいますね。

そして「お試し期間」が出来ればよいのですが、遠方になるので、これは無理でした。

里子を引き取るにも、色々クリアしていく覚悟も必要ですし、生半可な気持ちでは引き取れない事が分かりました。私自身、もっと余裕が、(どれくらい先か分かりませんが)できたら、また考えたいと思います。
みなさん、アドバイスありがとうございました。