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ダックスの爪の色 ロケット さん 2006年11月10日(金)

ダックスを飼おうといろいろ探していた所、気になる仔犬がいました。その仔はカニンヘンのブラッククリームのオスで爪の色が白なんです。
鼻やパッドの色は黒です。
母親はブラッククリーム、父親はブラックタン(チョコ・クリームキャリー)です。母親の爪の色は黒だったと思います。

爪の色が白いのは好ましくないとどこかで見たのですが、好ましくないというのは見た目とか犬質??とかそういった面でなのでしょうか?それとも健康面で何か問題が起き易いと言う事なのでしょうか?

ショーに出したり交配させるつもりはありません。
爪が黒くて色素が濃い仔に比べて、健康面での問題が起き易い等が無いのであれば爪の色は白くてもかまわないと思っています。
健康であることが一番で、元気に長生きしてもらい、共に楽しい時間をすごしたいのです。

それとブラクリ×ブラタン(チョコ・クリームキャリー)の交配は問題ないですか?

どなたか教えてください。宜しくお願いします。

実際に白い爪のダックスを飼っている方のお話もお聞き出来れば幸いです。

RE:ダックスの爪の色 ちょっと一言 さん 2006年11月10日(金)

我家にはクリームで白い爪のダックスが居ます。
遺伝疾患で全盲です。

鼻やパッドが仔犬の頃に黒くても、成長と共に退色するケースは多々あります。
逆に、白い爪は黒や茶色になる事はありません。
仔犬の時に白ければ、ずっと白いままです。


>ブラクリ×ブラタン(チョコ・クリームキャリー)の交配は問題ないですか?

チョコやクリームに限らず、ダックスは遺伝疾患が非常に多い犬種です。
健康面で万全を期すならば、遺伝子検査をきちんと行い、しっかりと管理されている本当のブリーダーから迎えられる事をお勧めします。
それでも疾患が出ないという保証はありませんが。。

単純にカラーの問題だけで健康面を判断する事は不可能ですが、一つ言える事は、ブラタンやレッドに比べて疾患や疾患の因子を持っている可能性が高い事は覚悟された方が宜しいですよ。
ブラタンやレッドでも遺伝疾患の因子を持った子は沢山居ますが、希少なカラーを追い求めれば、その確率が一層高まると考えなければなりません。

もしもその子を迎えるのであれば、疾患が出た場合の事を想定し、気持ちの準備や医療費の準備もされておいた方が宜しいですね。
そして、今現在お考えのように、絶対に交配はさせない事です。
一緒に暮らし始めると一層愛しくなり、この子の子供が欲しいと思ってしまうのが人の常ですから。


RE:ダックスの爪の色 ワンワン さん 2006年11月10日(金)

ロケットさん   おはようございます

一般的に、爪が白い・目の周りが白い・唇の色が薄い・パッドの色が薄い・目の色など
遺伝疾患などの可能性のある仔は、こういう仔だなんていわれていますが、私の知り合いの方は、親がレッド(チョコキャリー)×ブラックタン(チョコキャリー)で仔供が、ブラックタン1とチョコタン2でしたが、門脈シャントが出たのは、ブラックタンの仔でした
飼い主さんは、はじめから”様子がおかしい”って言っていましたが、見た目は、そのように感じないような仔でした(ですので、爪が黒いからといっても何があるか解らないものです。)

このようにチョコやクリームやその他の変わった色の仔やキャリーの仔は、何があるか解らないのです

ダックスは、人気犬種ですし、ほかの犬種でも、健康面に問題がない仔を迎えようって思っていても、そうならない事が多いものです

迎える前の情報収集は、とっても大事な事だとは思いますが、飼った後にどれだけ責任がもてるかって事のほうが、もっと大事なのではないでしょうか?

RE:ダックスの爪の色 ロケット さん 2006年11月10日(金)

ちょっと一言さんワンワンさん貴重なご意見有難う御座います。
いろいろ難しい問題が多いようですね。

一つ勉強のためにお教え下さい。
例えばこの仔の兄弟でカラーがブラックタンで爪の色なども黒の仔がいたとして、その仔は爪の白いブラッククリームの仔と同じだけ遺伝疾患などが出る確立があるのでしょうか?

RE:ダックスの爪の色 ちょっと一言 さん 2006年11月10日(金)

遺伝疾患非常に難しいので、此処で語りつくせるようなものではありません。
私も我子の遺伝疾患に関してしか把握しておりませんが、全てをある程度把握しようと思えばそれなりの時間を割いた勉強が必要になります。
その気になれば、web上に勉強できるサイトは沢山ありますよ。

遺伝疾患の恐ろしいところは、疾患が表面に現れなくてもキャリアである可能性があるという事だと思います。
ですから、爪の色などの外見だけでどちらが健康かという判断は、誰にも出来ません。
(何を持って健康と表すかという部分もありますが)

人気最盛期に繁殖されたダックス達が5〜6歳を迎え、多くの獣医さんが危惧されていた「ヘルニアの多発」も起こっています。
(ヘルニアの原因には遺伝によるものも含まれています)

迎える際に目に見える疾患の要素がなく、十分配慮した日常生活を送っていても、4頭に1頭はヘルニアを発症するだろうと言われているそうです。

どの犬種でも同じ事が言えますが、ダックスを迎えるのであれば、どのカラーに限らず疾患がある・後に疾患が起こる可能性が高い事を認識した上で迎える事が一層必要です。

重い疾患を抱え、毎月数十万という高額の医療費を捻出できず、安楽死を勧められる飼い主さんもいらっしゃいます。
個人所有の犬でありながら、医療費の為の募金を集めている飼い主さんもいらっしゃいます。
この事に関しては賛否両論あるかと思いますが、重篤な疾患を患えば、どれだけ準備しておこうと足りないケースが出てくるという事ですよね。

そういう状態になったら、自分はどうするのか?
そこまで考えてでなければ犬を迎える事ができない時代なのかもしれません。
繁殖屋や素人繁殖の罪のツケは、いつでも何もしていない犬自身や飼い主さんに課せられてしまうのですよね。。

RE:ダックスの爪の色 ロケット さん 2006年11月14日(火)

ご回答有難う御座いました。
参考にさせていただきます。