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拾い食い対策、落ちてる物を無視するシツケ kiki さん

犬の拾い食い対策について相談です。落ちてる物を犬が無視する方法やしつけ方を教えてください。
カニンヘンダックス1歳3ヶ月(去勢済み)です。
散歩デビューの頃、拾い食いの躾をがんばって、そのような癖は無かったのですが、一度大腸炎の治療のため食事を減らした時期に拾い食いをされてしまいました。その後は味をしめたらしく、拾い食いが直りません。

食べ物以外にも草や枝も時々食べようとします。
「NO」を覚えたので、口にする前に私が見つけられれば、止める事ができます。その前に口にしてしまっても、「No」と言えば高確率で吐き出しますが、急いで食べようとする時もあります。(たぶん愛犬にとって美味しいものです)そういう時でも口を開けさせて取り出せるので、今は実際に食べる事は無いのですが、その代わりに散歩中は愛犬から片時も目を離せません。

まだ「No」が完璧じゃないという反省もありますが、私としてはコマンドで止めさせるのではなく、落ちている物を無視して欲しいのです。
今までした事は、
@犬に分からない様、散歩コースにおやつを置いておき、興味を示したら「No」で止めさせる。
Aその場にとどまり、犬が口にしようとしたら「No」を出す
B犬がそっぽを向くまで続ける
です。

もちろん、そっぽを向いてくれたら褒めまくってます。
それから、空腹では拾い食いを増長させると思って、散歩の30分前に少量ですがごはんをあげています。
ですが、この方法だと「Noと言われなきゃ食べてもいいのだ!!」と理解させてしまったようで、「見付かる前に食べてしまえ」となっているようです。
拾い食いした物を、口を開けて取り上げる時でも抵抗はしない子です。

プロレス好きで激しく遊ぶような性格なのに、悪戯らしい悪戯はせず、注意されて「駄目だ」と理解すれば同じ事はしません。
だから、私の教え方が悪い・・・というか、この子に「拾い食いはいけない」と理解させていないのだと思いますが、やり方がわかりません。
どなたかご教示お願いします。

Re: 拾い食い対策、落ちてる物を無視するシツケ wanz さん

私も1匹目が仔犬の頃、拾い食いの癖がひどくて、とても悩んだ経験があります。
拾い食いがダメと教える方法としては、問題ないと思います。過去ログ「犬の拾い食いを止めさせるコツ」を参考にし、今のまま続けていければ、犬は飼主を注視し、落ちているものを無視できるようになります。
私からアドバイスできることは、しつけや直し方の具体的な方法ではなく、犬とのコミュニケーションのバランスです。

犬にとって、飼い主の自分への注目は、利益に大きく関係しています。
だから、犬は常に飼い主の注目を得ようとします。
これをまず頭に入れて、先を読んでください。

今、kikiさんは犬の拾い食いに意識がかなり集中しているので、常に“拾い食いをするか・しないか”という視点で接しているのではないでしょうか?
そうなると、犬の方でも、kikiさんと密に関わるために、拾い食いの頻度が増えているのかも。飼い主と犬とは鏡みたいになっているんですね。
では、どうすれば良いのか・・・今、kikiさんがやっているしつけ方法は何の問題もないと思うので、それは続けて良いと思います。

ただし散歩中、ずっと拾い食いのことで頭をいっぱいにせず、“拾い食いをしなかった”ということ以外で、犬がした“kikiさんにとって好ましい行動”を見つけて、どんどん犬を褒めてください。つまり、“拾い食いする・しない”だけでなく、もっと視野を広げて、他の行動にも目を向けるようにするということです。
そのために犬が拾い食いをしない環境・状況で、犬と密にコミュニケーションをしてみてください。

たとえば、散歩の途中、大好きなおもちゃで一緒に遊ぶことに夢中にさせるとか、どこかkikiさんの好きな場所で、犬を抱っこして、「一緒に散歩するのは楽しいね」と話しかけるなど、お互いがリラックスして楽しめる時間を作るなど・・・。
とにかく問題行動だけに意識を集中すると、お互いに他のことが見えにくくなります。
犬とのコミュニケーションをもっと幅広く、広い視野で、楽しむことも忘れないでください。
問題点に集中して取り組むことも大事なんですけど、それ以外のコミュニケーションがおろそかにならないように注意が必要だと思います。

私も1匹目の拾い食いが直らないでは相当苦しみました。
今、3匹目をしつけ中で、今あの時に戻れたら、もっと上手にやれただろうなぁ・・・と思っています。
でも、そういう私になれたのも、1匹目のおかげだと感謝しています。kikiさんも、がんばってください。本当に犬って、飼主を成長させてくれますよね。

Re: 拾い食い対策、落ちてる物を無視するシツケ kiki さん

アドバイスありがとうございます。
私と密に関わるために拾い食いの頻度が増える・・・って確かにそうかもしれません。
おっしゃるとおり、散歩中は「拾い食いするか、しないか」に集中してました。お腹を壊しやすい子なので心配で心配で。

早速今朝の散歩で実践してみました。
早朝の誰もいない公園で、ロングリードを使ってぬいぐるみで遊んだり、競争したりして楽しんできました。パピーの時によくしたように抱っこして話しかけながらベンチで休んだり。いっぱい話しかけて、遊んで、褒めてきました。
愛犬も笑ってました。嬉しそうな愛犬を見て、私も朝から幸せ気分です。
帰り道、一度だけパクッと拾い食い(出させました)をしてしまいましたが、すぐに治る訳もないか、と思ってます。ありがとうございました。