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散歩の方法 智子 さん

はじめまして。。。さっそくですがお聞きしたいことが。
去年の夏ごろ、花火の「パンッパパン!」という音に驚いたのがきっかけなのか、
それ以来、ある一定の地域からは出たがらなくなりました。
前は近くにある大きな公園などに散歩に出ていたのですが、
公園に行く前にある一定の場所まで出てくると強くひっぱり、それより先には
絶対行こうとしません。キョロキョロと落ち着きがなくなり暴れたりします。
人間が言葉で「大丈夫よ」と言っても通じるはずもなく、、、
撫でながら大丈夫よと言っても駄目みたいですし。
だったら無理に外に出なくてもよいとは思うのですが、
大丈夫だと安心させる方法とかあるのでしょうか?

同じ症状の子を見ました。 JAM さん

散歩仲間の犬が同じように花火の音をきくとすごい勢いで逃げ出します。(飼い主を引っ張って公園から飛び出します)
普段はとても飼い主に従順なのですけどね。
大丈夫ということを伝えてもダメなようです。

っで私が思うに、何度聞いても慣れないようであれば、その音の原因が何かを
見させてあげるのがよいかと思います。
私達でも見れば安心するということもありますよね。
クラッカーなどで犬の見てるところでやってみてはどうですか?(遊んでいる雰囲気の中で)
この音はこれなんだよって教えてあげるとよいかもしれません。
私の想像の世界ですけど、もしうちの犬に教えるならそれを試してみます。

RE:散歩の方法 ハッピーパパ さん HomePage

直接のアドバイスにはなりませんが。。。

昨年亡くした我家のワンコですが、亡くなった理由が花火でした。
(シェルティー♂、僅か1歳でした。)
普段はとても従順なワンコで、「待て!」「来い!」なども全く
問題はありませんでした。

我家は大きな公園の近くにあり、夏になると公園内で打上花火が
あちこちで上がります。人が耳をすませなければ聞こえない様な
遠くの音でさえ、花火の音が聞こえるとヨダレを流しながら部屋
の中でジッとして居られなくなったものです。特に昨年は夕立が
多くて、雷が鳴り始めると、もうどうしようもなく、部屋の中を
落ち着き無くウロウロとして。。。とにかく爆発的な音に関して
とても怖がるワンコでした。

この公園の目の前で年に一度、花火大会が開催されます。
そんなワンコを部屋の中で一人にはさせて置けないので、一緒に
連れて行き花火の最中はずっと抱いてあげるつもりでした。が、
結果は裏目に。。。リードすら破壊する勢いでパニックを起して
逃げ出し、再び再会出来た時には冷たい体に。。。

その後、お世話になっていた獣医さんからも色々とお話を聞きましたが
毎年、花火大会の後になると、具合が悪くなる子、我家のワンコの様に
亡くなる子などが沢山出るそうです。原因は、極度のパニック状態により
心臓の鼓動が激しくなり、更に酷い場合には体温が上昇して、死に至ると
いう事です。

「それを先に知っていれば、どんな事をしてでも他に預けるとか、、、
花火会場から遠ざけたのに。。。」などと、今はどんなに後悔をしても
このワンコは帰っては来ません。
少しでも、我家のような不幸なワンコが居なくなってくれれば、、、と
いう気持ちで、ついキーボードを叩いております。

避けて上げられるのであれば、なるべく避けて欲しい。ですが、
本当に慣れるのであれば、最適な方法で慣れさせてあげるのも
良いかもしれません。しかし

『十分に、ワンコの体の変調などには気をつかい、
くれぐれも無理だけはなさらないで下さい。』

盲導犬などの訓練などの目的で、雷などワンコが怖がるような
音だけを収録したCDも発売されていると聞いた事もありますが、
避けては通れないという事でないのであれば、私としては、
避けてあげるのも1つの手ではないかと思ってます。

<これは余談ですが、、、>
我家のように花火大会の会場近くに住まれて、どうしてもワンコを
花火から避けてあげる方法がないという場合には、獣医さんに相談
すれば、精神安定剤の様な薬も出して頂けるようです。(投与から
2〜3時間後に効果が現れはじめ、意識がモウロウとした状態に
なるのだそうです。。。あまり薬には頼りたくはないですが、どう
してもという場合には、冷たい体になってしまうよりは良いかとも
思います。)

少しもアドバイスにはなっておりませんが、こんなワンコも居たのだと
いう事を知って頂ければ幸いです。(我家のワンコの死が、無駄に
ならないように。。。)

お散歩ぎらいだけど あさみ さん

アドバイスというものではありませんが、うちの松五郎(ラブラドール♂)の怖い経験も花火でした。

ちょうど2歳になったころのことです。夜のお散歩に近くの土手を歩いてきたところいきなりの爆音!近所の中学生達がロケット花火を松五郎にめがけて何発も打ち込んできたのです。
空に向けて打ってもあの不快な高音がうちのワンコめがけて次々と・・・

小さい頃からとてもおっとりとして賢く私の手を煩わせたことのない松五郎がパニックを起こし突然のことで私の手からリードがはずれてしまい走り出してしまいました。(すごい怪力がいきなりかかったものですから・・)

それを見てもまだ何発も打ち込んでくる中学生達。
私が怒鳴ると笑いながら逃げていきました。
なんとか松五郎を捕まえましたが、大変おびえしばらくはその場から動くこともできませんでした。
その日被害にあったワンちゃんはうちだけではなく、ご近所の人からその悪ガキたちのことも聞きました。
一部の人が苦情を言いにいったそうですが、そのこの親は「子供のやることだから」とか「犬だけのための土手じゃないから何をやってもいいでしょ」とか全く話にならなかったそうです。

それ以来、松五郎は大の散歩嫌い。その上、やかんのピーーーーという音にも過激に反応し、その度にその中学生を殴りに行きたい感情をこらえ、少しでも大きな音に慣れさせるように試行錯誤し、なんとか我慢できるようになりました。お散歩も気乗りはしないようですが、抵抗しなくなりました。

ところが、それ以来ストレスから、自分のしっぽをかんだりする行動が目に付き、元気もなくなってきたのです。
ラブは運動量のいる犬種だと思い、なんとか健康のためにもお散歩をと思ってとった行動が実は心の病を広げてしまったようです。お散歩も自分のためではなく私のためについていくという気持ちだったみたいです。

そこで私はやっと気づきました。私が7歳の頃、隣の家のクーラーの室外機に雷が落ちて火事になったという経験があったのですが、その瞬間の地響きと雷音、いまでも忘れることはできません。それ以降なんども雷を聞いてきたのですが、その度にあの恐怖がよぎり、慣れるなんてことは一切ありませんでした。
訓練の仕方によっては上手く慣れるワンちゃんもいるのでしょうが、心の奥に根付いた恐怖はきえないのではないでしょうか。だったら慣れたようでも実は我慢しているだけで、すごいストレスですよね。

それ以来無理なお散歩はやめました。運動量が減ったために少し食事の量をへらし、バランスを考えることで健康管理をはかることにしました。
うちの前の道を何度か行ったりきたりして(うちの家が見える範囲ではとても元気なのです)お天気のいい日はのんびりと家の門の内側でひなたぼっこ。お散歩に行くお友達わんちゃんのお見送り。いきなり老犬になっちゃったようにも思いましたがとてもうれしそうにしていて、これでいいんだなって。(ちなみに車に乗ることは大好きだったので獣医さんにいくのは全く問題ありませんでした)

そして15歳で天寿をまっとうすることができました。太りすぎでもなくとても元気に過ごした一生でした。ストレスで寿命が縮むこともあるので、もしかしてあのまま健康のためにと無理に散歩につれだしていたほうが長生きできなかったかもしれないと私は思っております。(異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが・・・)

ハッピーパパさんの言われてること、わたしも同感です。
避けては通れないという事でないのであれば、避けてあげるのも1つの手ではないかと。。。。

ある本にラブを飼うなら一日2回は散歩しなくてはいけないと書いてありましたが、お散歩がとても嫌いでも、獣医さんに花まるをもらえるほど健康でした。

いろいろとお悩みのこともあるでしょうが、無理をしない、無理をさせないのが一番だとおもってます。のんびりと構えて接してあげてほしいなって思います。もしかしたら、自然に慣れていくかもしれないですし。。。
私なりの意見ですが一つの参考にしていただけたらと思っております。